第十話
第十話【フェニックス】
フェニックス「キィィィィ」
カイ「フェニックスってあんな鳴き声だっけ?」
フォル「作者の経験不足だろ。」
メタル(経験関係あるのかな?)
レスト「そろそろ来るぞ。」
エルフィス「勝てるのかしら?」
フォル「そんなもん!やってみなくちゃわかんねぇ!」
カイ「その通り!」
メタル「行くよー!」
フ・カ・メ「突撃ーー!」
レスト「やるぞ!」
エルフィス「はい!」
カイ「オーロラブラスター!」
オーロラブラスターをフェニックスに向けて撃った。
フェニックス(私とやるのですか。ならば答えましょう!)
レスト「テレパシー!フェニックスはこれで会話するのか!」
フェニックス(ファイアーブレス!)
フェニックスは口から火を吹いた。
ジュゥゥゥゥ
オーロラブラスターは溶けた。(弾が。)
カイ「やっぱ氷じゃ勝てないか。」
レスト「アースバルカン!」
レストはアースバーストをバルカンモードにして連射した。
フェニックス(ファイアーブレス!)
ボォッ!
アースバルカンに火がついた。(もちろん弾に。)
レスト「(やはりな。)いけ!ファイアーアースバルカン!」
フェニックス(何!)
アースバルカンに火が付いて飛んできた。
レスト「それくらいの火じゃバルカンは燃えん!」
ファイアーアースバルカンがフェニックスに全弾当たった。
フェニックス(ぐっ!)
レスト「いまだ!エルフィス!」
エルフィス「はいっ!」
エルフィスの手元に光が集まる。
エルフィス「サンダー!」
フェニックスに雷が落ちた。
フェニックス(くっ!しびれる。)
フォル「レスト!今のはなんだ?武器じゃないぞ。」
レスト「あれはTBPでもレアなやつだ。武器の代わりに魔法が使える。」
フォル「魔法か~なんかいいな。」
レスト「もう攻撃してないのはお前だけだぞ。」
フォル「えっ?メタルは?」
レスト「あれを見ろ。」
レストが言った先に見えるのはメタルがフェニックスの羽にゴールドアックスを突き刺しているところだった。
フェニックス(グワァァァ!!)
メタル「ごめんねっ!」
フォル「最後にしてやる!ファイアーブレード!」
ズバンッ!
メタルが斧を突き刺した反対の羽をフォルは切った。
フェニックス「キィィィィ!!!」
バタンッ!
フェニックスは倒れた。
フォル「勝った勝った!」
エルフィス「やりました!」
カイ「・・・僕・・役に立ってない・・・ぐすっ・・」
レスト「それぐらいで泣くな。」
メタル「まぁまぁ。」
フェニックス(・・・喰らえ!)
レスト「何っ!」
バシュ!
フェニックスは火の玉をエルフィスに向かって撃った。
エルフィス「きゃーー!!!」
カイ「ちっ!」
ばっ!
エルフィス「カイ様!」
カイ「フリーズシールド!」
ジュゥゥゥ
レスト「だめだ!カイの盾が溶ける!」
カイ「そこが狙いさ!」
シュゥー
カイ「氷が溶ければ水になる!」
ジュゥゥゥゥ
レスト「火が消えた!」
カイ「やった!」
フェニックス(見事だ。不意打ちとは卑怯だが、君たちの仲間を思う気持ちを試したかったんだ。伝説のプログラムデータはこの先にある。もっていけ。)
メタル「ありがとう!フェニックス。」
エルフィス「カイ様・・」
カイ「何?エルフィス。後、カイでいいよ。」
エルフィス「えっ、いえっ、じゃあカイ・・あの・・さっきはありがとう。」
カイ「いいよ。仲間を守るのは当たり前でしょ!」
エルフィス「・・・そうですね!」
フォル「おーい早く行こうぜ!」
カイ「ごめーん。じゃあ行こ!」
エルフィス「はいっ!」
たったったっ
フォル「あっ!あれがデータじゃねえか?」
メタル「うん!間違いなくデータだよ。」
フォル「やったぜ!早速とろうぜ。」
フォルはデータに向かって走った
しゅん!
フォルがかけよるとデータがいきなり消えた。
フォル「あれ?」
カイ「データがなくなった!」
レスト「どういうことだ。」
???「データはいただいた。」
フォル「何!」
???「返して欲しければ付いて来い!」
レスト「まてっ!」
しゅん!
???はすごいスピードで逃げた。
フォル「ちっ!逃がした!追うぞ!」
~~余計な話~~
フォル「データを取られた!」
カイ「あいつらなんなんだ?」
エルフィス「影が五個ありました。」
メタル「五人といえば。」
全員「あれしかないな。」
フォル「そういやレスト、お前の銃バルカンモードってどういうことだよ。」
レスト「アースバーストは銃の種類を変えられるようになってる。(マジ)」
カイ「いいな~」
~~余計な一言~~
???「ふふふ我々に勝てるかな。」