第七話

第七話【ロードシティ】

【マインシティ(前回で言う町)】

メタル「ひっく、ひっく、ヒー君・・・」
フォル「泣くなメタル、ヒー君は絶対俺らが助ける。だからお前も泣くな。」
メタル「うっ、ひっく、ありがとうフォル・・・」
カイ「次はどこに行く?」
レスト「ここのマフィアは全部倒したはずだ。」
カイ「えっ?この町にいるマフィアって五人なの?」
レスト「ああ。じゃあ話を戻すが次はロードシティに行くか。」
メタル「ロードシティって・・・」
フォル「ああ。」
レスト「知ってるのか?」
カイ「うん。よく皆と行ったんだ。・・・ヒー君も一緒に・・・」
レスト「言ってみる価値はあるな。」
メタル「うん。もしかしたらヒー君がいるかもしれないし。」
レスト「なぜだ?」
フォル「あそこは一番ヒー君がなじんでいる町だからだよ。」
レスト「そうか・・それなら速く行くぞ。」
三人「おーう!」

【ロードマイン街道】

フォル&メタル「・・・」
カイ「・・・短くなってる・・・道が・・・」
昔:一万メートル
未来:五千メートル
レスト「そうなのか?」
三人「うん。」
フォル「じゃあ行くか。」
カイ&メタル「おーう!」
レスト(フッ、元気のいい奴らだ。)
【ロードシティ前】
四人「・・・」
フォル「どうなってんだ・・・」
ロードシティ全面にバリアが貼ってあった。
フォル「ヒー君いること確定だな。」
カイ「あれ?これ何?」
メタル「なんの機械だろう。後この七つの穴はなんだろう。」
レスト「この穴の形は・・・」
カイ「知ってるの?」
レスト「七つの伝説のプログラムデータを入れる穴だ。」
三人「七つの伝説のプログラムデータ?」
レスト「ああ、どこにあるかわからないが、この世界のどこかにあるらしい。」
フォル「じゃあタイムマシンのパーツより先にそれ集めようぜ。」
カイ「なんで?」
フォル「先にヒー君を助けて一緒に帰るんだ。」
カイ「そうか!」
レスト「なら集めるために速く出発しよう。マインシティ以外のこの近くにある町は・・・火山町イクスだな。」
フォル「よーし速いとこ行こうぜ。」
カイ&メタル「おーう!」
レスト(今回だけで『おーう!』ってあの三人何回いったんだろうか)
【ロードイクス街道】
フォル「七つの伝説のプログラムデータ・・・か・・・」
レスト「どこにあるんだろうか・・・」
カイ「頑張って探そう・・・」
メタル「わかるよ」
レスト「なに?」
カイ「ホント?」
メタル「うん、あのときヒー君にあってから何か変なものが頭に浮かんできてたんだけど、あの七つの伝説のプログラムデータの話を聞いてはっきり見えるようになった。多分この映像はヒー君のホントの人格がきっと僕に教えてくれたんだよ、助けてって意味をこめて。」
フォル「なるほど。」
メタル「イクスについたら地図にして書いてみるよ。」
レスト「わかった。頼んだぞ、メタル。」
メタル「うん。皆で頑張ってヒー君を助けよう。」
二人「おーう!」
レスト(また『おーう』って・・・)

~~余計な話~~
フォル「イクスかぁ~」
カイ「どんな町だろ。」
メタル「楽しみ~」

~~余計な一言~~
ヒール「くくくくく。」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第204号
ページ番号
10 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日