第1話 目覚める力(前半)

月の地下都市 ムーンシティー

そこに一人の少年がいた。
名は、セウルス・ブラット(15)
今、彼に災難がふりかかろうとしていた・・。
2622年 12月19日 11:18

月の地下基地 リベンジ・オウス 基地

兵士A「この最新の機体のOSまだ書き換えていないのか?」
兵士B「ああ。このシステムは、特別だからな。」
兵士A「ZAFTーX-42A ヘルズ。ZAFTーX-43A エンズ」
兵士C「この機体が完成すれば、あの忌まわしいチャオ達を倒せるしな。」
兵士A「!!?」
兵士B「どうした?」
兵士A「敵軍接近!!数・・・戦艦が17です。」
兵士B「チッ。アラームを鳴らせ。」

月の地下都市 ムーンシティー

ある高校

先生「つまり、この酸素を・・。」
 ヴーーー!!ヴーーー!!
先生「!!? 皆さん、あせらずに非難しましょう。」
セウルス「なんかこの先生嫌いだな・・。」

月の地下基地 リベンジ・オウス 基地

兵士A「第一次戦闘配備!!」
兵士B「各員、搭乗機に待機!!」
兵士C「ヴェザート隊、発進どうぞ!!」

月の地下都市 ムーンシティー

先生「皆さん、できるだけ素早く動いてくださいね。」

月面基地 リベンジ・オウス 基地

兵士A「なっ。第一次防衛網が・・・。
         第二次も!!?しかたない、誰でもいい、最新機を隠せ。」
兵士D&E「了解。」
兵士B「こちらにチャオ軍MA3機接近!!」
兵士A「何? 大型ミサイル発射!!てー!!」
敵兵A「ふん。」
 敵兵Aは、余裕を持ちながら、回避をした。
敵兵A「くらいな!!」
 敵兵Aは、司令部にミサイルを撃ち込んだ。
兵士A「うあああああ。」
 司令部は、破壊された。
敵兵B「どうしたの?」
敵兵A「いっや~。最新機一機・・・破壊した。ぽい・・。」
敵兵B「なにやってんだかもう・・。」
  敵の二機は、そのまま、都市に向かった。

月の地下都市 ムーンシティー
先生「皆さん、このシェルターへ。」
 セウルス以外の全生徒は、シェルターに入った。
セウルス「じゃ。オレも・・。」
セウルスは、シェルターに入ろうとした瞬間。
セウルス「なんだ?この感覚は・・。」
 セウルスは、シェルターに入りたがったが足が動かない。
先生「どうしたのですか?」
セウルス「・・・。えっ。」
先生「顔色が悪いですよ。」
セイルス「いえっ。そんなことは、ありませんよ。」
先生「あら、このシェルターあと一人しか乗れないようですね。」
セウルス「先生が、乗ってください。僕は、向こうにあるシェルターに乗りますから。」
先生「いいえ。そうはいきませ・・。」
 バシューン!!
セウルス「うああああ。」
  ビームは、入り口の開いシェルターの中に入り、シェルターは、爆発した。
 セウルスは、飛ばされた。
セウルス「つっ。」
 セウルスは、起き上がった。
セウルス「!!?」
 そこには、死んでいる先生と、バラバラになっている友達の肉片が飛び散っていた。
セウルス「・・・。」
 言葉がでなかった・・・。
 っといううより何が起こったかわからなかった。
兵士D「うあ。」
敵軍A「もらった!!」
 兵士Dの乗る機体に向かって体当たりをした。
兵士D「ぐあ。」
 兵士Dは、そのまま気を失った。
 兵士Dが乗る機体がセウルスの目の前に落ちてきた。
セウルスは、その機体のハッチが何かの衝撃であいていたので迷わずその機体に乗った。

セウルス「!!」
敵軍A「なんだ。」
敵軍B「どうしたの?」
敵軍A「これ以上やっても無駄だぞ。ボウズ。」
 
セウルス「うっおおおおおお!!」
敵軍B「何?」
セウルスは、ビームライフルを撃った。
敵軍B「この民間人の無勢で~~!!」
 敵軍Bは、回避し、ビームキャノンを撃った。
 セウルスは、紙一重で避け、ビームサーベルで敵軍Bが乗るMAに攻撃を加えた。
敵軍B「何~~!!?」
 そのまま、敵軍Bの乗る機体は爆発した。
敵軍A「こいつ!!只者じゃない。」
その時、セウルスの体に何かが起こった。

次回予告
そこには、

このページについて
掲載号
週刊チャオ第168号
ページ番号
2 / 2
この作品について
タイトル
バトム・オブ・サロウ
作者
S&G(SHADOW)
初回掲載
週刊チャオ第167号
最終掲載
週刊チャオ第168号
連載期間
約8日