第十五話 前編
構えだすチャネルとネード。
ネード 「手加減は無用だな?」
チャネル 「もちろんよ!」
そういうとお互いに戦闘体制に入った。
ネード 「行くぞッ!」
チャネル 「よおし、こいっ!」
そういうとチャネルは防御の構えを、ネードは攻撃の構えをとった。
ネード 「オラオラオラァ!マシンガンアタック!」
ズドドドドドド!
チャネル 「もう終わり?じゃ、次はこっちから!回し蹴り!」
ブオッ!という音と共にものすごい風が出てきた。しかし、
ネード 「よけてしまえばおわりじゃない・・がはっ、な、なにぃ?」
そう言おうとしたとき、チャネルの足が顔面にあたっていた。
チャネル 「お気楽頭ね。回し蹴りは1段だけじゃないのよ?」
ネード 「2段か。なら俺も、本当の力を出そうじゃないか。」
そういうと、気合を入れ始めた。
ネード 「ウオオオオオオオ!待たせたな、行くぞ!」
さっきのようにマシンガンアタックをだすネード。
チャネル 「さっきよりか遅いじゃない?そんなんじゃ倒されないわよ!」
ネード 「ふっ・・。マシンガンショット!ダブル!!」
ドガガガガ!バキィッ!
チャネル 「なかなかやるじゃない。でもまだまだ!」
そして、どちらも決定打を与えられないまま30分が過ぎ・・。
ネード 「ハァ、ハァ、ハァ。」
チャネル 「ふう。あんたもタフね。」
ネード 「おまえもな。じゃあ、そろそろ終わらせる!」
ネードが飛び出しチャネルに向かう。
?? 「その勝負、待て!」
ネード 「誰だ!」
チャネル 「龍虎・・!」
龍虎 「そうだ。久しぶりだな。」
そう言うと、ネードのほうに向き、
龍虎 「引き上げろ。おまえの任務は終わった。チャルクスとチャオ爺のこともわかった。これ以上はおまえが危ない。」
ネード 「・・了解。」
そう言うと、二人は去っていった。
チャルス 「終わったな。」
ジュン 「そうだな。」
ユウチャ 「ちょっと、チャネル?どうしたの?」
チャネル 「体が・・動かない?」
チャルス 「まさか、進化か?」
チャネルまでもマユに包まれてしまうのか?後編に続く。