第1話

はるか昔、ヒーローチャオとダークチャオが争っていた時代、
チャオガーデンにヒーローとダークのチャオがいました。
ヒーローの名前はチャネル、ダークのほうはチャルスといいました。
争っていたにもかかわらず、仲がよい2匹は、この争いをどうしずめようかと考えていました。そんなある日…。
チャネル「今日もいい天気だね。」
チャルス「そうだね。」
チャネル「あ、流れ星。」
チャルス「そんな馬鹿な。まだお昼だぜ。」
チャネル「だって今・・・ ってうわあああああ!!!」
チャルス「ど、どうした?」
チャネル「う、後ろ。」
チャルスが振り向いてみると、すごい大きさの隕石のようなものが降ってきていた。
チャルス「危ない!!!!」
チュドーーーーーン!!!!!!!!
チャネル「痛ったあーい。大丈夫、チャルス。」
返事はない。
チャネル「まさか、今の爆発に巻き込まれたの??何で、さっきまでいっしょだったのに…。」
??? 「ふははははははははははははは。」
チャネル「誰?」
龍虎  「わが名はライトカオスの竜虎。またあおう。ふはははは。」
チャネル「まちなさい!」
追いかけようとするチャネル。そのとき、
 声  「追いかけてはならぬ。」
チャネル「誰?」
チャオ爺「わしはチャオ爺。おぬし、あやつを追いかける前にしなければいけないことがあるじゃろうて。」
チャネル「そうだった。チャルスを探さなきゃ。」

チャオ爺「のう、チャネル。そのときの爆発で吹き飛ばされたとも考えられるぞ。チャオスタジアムにでもいって情報でも集めたらどうじゃ。」
チャネル「そっか。ここにいないこともかんがえれるよね。よーし、絶対竜虎とかゆってたやつをふっとばすぞ。」
こうしてチャネルは、チャルスと竜虎の情報を求めてチャオスタジアムへ行くのでした。
つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第4号
ページ番号
1 / 29
この作品について
タイトル
あるチャオのお話
作者
チャネル(チャムロ)
初回掲載
週刊チャオ第4号
最終掲載
週刊チャオ第34号
連載期間
約6ヵ月30日