2章 22話 「ガルベルVSメティオ2」

メティオ「この俺に傷を・・・許さん・・・」

(メタル)ガルベル「じゃあ、何をしてくれるんだい?」

ガルベルはまた馬鹿にしたような態度で言う。

メティオ「メテオブレード!」

メティオが言うと、メティオの手元に真っ赤な剣が現れた。

(メタル)ガルベル「ほ~、あんたが剣で勝負かい?」

メティオ「ほざけ!」

メティオは切りかかる。

(メタル)ガルベル「今度は右肩変化だ!『シールド』!」

ガルベルの右肩が大きな盾になる。

(メタル)ガルベル「これでその剣へし折ってやる!」

メティオ「そんなこと・・・不可能だ!」

ピキッ・・・

メテオブレードがガルベルの盾に刺さった。

(メタル)ガルベル「何!?」

メティオ「さらにこんなこともできるんだ!『ヒートアップ』!」

ジュウウウ

(メタル)ガルベル「あちちちち!」

ガルベルの右肩の盾は熔けていた。

メティオ「熱いだろう!そりゃそうさ!当たった瞬間の温度はマグマと同じにしたからなぁ!」

(メタル)ガルベル「クソッ!右肩が・・・」

メティオ「形成逆転だなぁ!ほらほら、どんどんいくぜ!『ヒートアップ』!」

ジュウウウ

(メタル)ガルベル「ぐああ・・・っ・・・」

メティオ「それでもう右肩は使えねえなぁ!」

(メタル)ガルベル「同じことしてやりてえ・・・」(泣 怒

メティオ「無理無理!金属と炎じゃ相性悪いしなぁ!」

(メタル)ガルベル「熔けてドロドロだ・・・ん?ドロドロ?・・・!いいこと思いついたぜ!」

メティオ「馬鹿なお前がか?そりゃ楽しみだ!」

(メタル)ガルベル「喰らえ!」

ガルベルは熔けた部分(ドロドロ)を投げる。

ビチョッ

メティオの体にドロドロが当たる。

メティオ「うわっ!あっつ!な、何をするつもりだ!?」

(メタル)ガルベル「こうするんだ!」

ガルベルはハンマーを取り出す。

メティオ「うわあ、やめろ!やめろ~!」

ゴンガンゴンガンゴンガン

ガルベルはハンマーでメティオについたドロドロを殴る。

メティオ「痛い痛い痛い痛い!」

(メタル)ガルベル「固まってきたな。とどめだ!」

メティオ「やめろ!やめろ~!」

ガルベルは一番力を入れて殴る。

ガコーーン!

メティオ「ぎゃあああああああ!!!」

メティオは空のかなたに飛んでいった。

(メタル)ガルベル「勝ったあ!」

ガルベルはそういうと、倒れてしまった。

           続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第138号
ページ番号
20 / 21
この作品について
タイトル
ある朝からの大冒険
作者
ナイトメア
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第140号
連載期間
約2ヵ月12日