2章 20話  「メティオ現る」

マーズ「なんでお前がここにいるんだよ。」

ガルベル「フッフッフ、・・・・・・見捨てられたからだ!」

マーズ「見捨てられた~?お前が言ってた『ボス』にか?」

ガルベル「そうだ。お前に負けたからな。」(泣

マーズ「じゃあ、あのポイゾンとかいうやつもか?」

ガルベル「ポイゾン?誰だそいつは?」

マーズ「え?でも、『あのガルベルが?』とか言ってたよ。」

ガルベル「知らねえな。俺のいた組織にゃそんなやついなかったぜ。」

カペラ「話にまぜてよ~。」

マ&ガ「無理。」

カペラ「なんだいなんだい、まぜてくれたっていいじゃないか!」

マ&ガ「だから無理。」

カペラ「いいさいいさ、帰っとくよ!」

マーズ「ああ。いっといてくれ。」

カペラ「じゃあね!」

カペラははき捨てるように言う。

マーズ「で?組織ってなんだ?」

ガルベル「ああ。本拠地はここからずっと北の火山だ。」

マーズ「火山?今秋だからいいじゃない。」

ガルベル「いや、『暑くて寒い』んだ。」

マーズ「暑くて寒い?わけ分からん。」

ガルベル「なんならいってみるか?」

マーズ「今は無理だ。試験中だからな。」

ガルベル「じゃ、俺もついていく。」

マーズ「はあ?」

ガルベル「行く場所無いから仲間になってやる。」

マーズ「・・・・・」

「うわああああ!」

マーズ「カペラがいった方向だ!いくぞ!」

ガルベル「へいへい、初仕事だな。」

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     東エリア海岸→試験会場の道

マーズ「ここら辺だな。」

ガルベル「!すげえな。」

ガルベルの視点の先には、焼け野原があった。

マーズ「カペラはどこだ?」

???「へえ、こいつカペラっていうのか。」

1匹のチャオがカペラをもって浮いている。

ガルベル「あ!てめえは!」

???「ん~?お、裏切り者のガルベル君♪」

ガルベル「てめえらが見捨てたからだろ!メティオおおおお!」

メティオ「そうだったっけな~?君がヘマをしたからじゃないの~?」

ガルベル「ぬぬぬ、おいマーズ。」

マーズ「なんだよ?」

ガルベル「俺はここに残ってこいつかたずける。お前は先いってろ。」

マ−ズ「ああ。もどってこいよ。」

ガルベル「じゃあな。」

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        試験会場

ベガ「あいつら遅いなあ・・・」

ハウト「なにやってんだあいつら?」

レグルス「遅すぎる・・・」

 続く
    

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
18 / 21
この作品について
タイトル
ある朝からの大冒険
作者
ナイトメア
初回掲載
週刊チャオ第132号
最終掲載
週刊チャオ第140号
連載期間
約2ヵ月12日