第13話 VSフォルア~アルシェ

1日後

サターンドーム

Bブロックの第2戦目がはじまる。

第1試合 

ブルーイVSフォルア


「秒殺されたんだって?」
ブルーイが訊く。


「黙れ!そ、その口をふうじ・・・てやる・・・」
フォルアは顔を真っ赤にして答える。

開始!

「グレイトライフル!」
フォルアは手を銃に変え、エネルギー弾を発射してきた!

「結構強くね?」
ブルーイがそういったとたん、弾がなくなった。

「ぇ」

「エネルギーぎれだ~・・・」
フォルアががっかりした様子でつぶやく。こんなときに何をいいだしてるのだろうか。

「馬鹿めが!」

ブチッ(ぇ

ブルーイ勝利。はやい。

二日後・・・(はや!

ブロック戦
最終戦 ブルーイVSアルシェ

自分と同じタイプのチャオと戦うことになったブルーイ。

実況「全勝対決だ~!これに勝った方が決勝トーナメント進出!」

「簡単には負けないわよ?」
アルシェはブルーイを睨みつける。

「できれば怪我させないで勝ちたいんだけど。降参してくれれば認めるよ」
ブルーイ、いまやいつものおちゃらけさはない。

「貴方を・・・倒す!」
アルシェは目を閉じ精神を集中させた。

シーン・・・

そして開始と審判が叫んだ。その次の瞬間・・・

「木の実ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

ブルーイが突然大声で叫んだ。

「ぶっ!!!」

アルシェ、噴きだした。

「今!」

ブルーイは動いた。

そのまま走りながら両手にエネルギーをこめる。

「し、しまった・・・!」

アルシェは完全に精神力落ちw

ブルーイはエネルギー弾をすでに発射していた。

アルシェは右に動きかわした。が、次の瞬間、目の前にはブルーイがいた。

「ッ!!!」

「アイスブリッジ!!!」

そう叫んだ瞬間、ブルーイからまっすぐ一直線に氷の波が伸びた。
アルシェはこれを避けれず、空中に吹っ飛ばされた。

「降参してくれYO!」
ブルーイが叫ぶ。

アルシェは苦しい状況でありながらも叫んだ。

「嫌よ!勝つまであきらめない!」

ブルーイははぁってため息をつくと真剣な目つきになった。

「なら、気絶してもらおうかぁ!」

ブルーイは両腕にかつてないエネルギーをためはじめた。

アルシェがやっと地面に足をつけた。

「させない!『鷲の怒り』!!!」

アルシェが叫ぶと同時に手から鷲がとびだした。

「無駄だ!エンドレス・ストーム!!!」

ブルーイはものすごいパワーを放出した。

竜巻がいくつもおき、鷲はその中に飲み込まれ、姿を消す。

アルシェの目の前にも竜巻がものすごい速さでせまっていた。

「くっ・・・」

その声を最後に、アルシェは竜巻に飲み込まれた。

数分後

ブルーイが手をあげて、竜巻を消滅させると、鷲とアルシェが地面に落ちてきた。ちなみに鷲はハゲ状態ではない。

そしてブルーイは決勝トーナメントに進出したのだった・・・

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第147号
ページ番号
14 / 34
この作品について
タイトル
青き鳥の旅
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
週刊チャオ第127号
最終掲載
週刊チャオ第175号
連載期間
約11ヵ月17日