第11話 パレットタウン~大会
数時間後・・・
ブルーイたちは地図とにらめっこをしていた。
「・・・ルーズタウンにいくにはそれが最速か」
フロウがいった。
説明しよう!(黙れ
パレットタウンという街に、1週間後に大会がある!その大会に優勝すれば、ルーズタウンに即行けるくらいの、光速マシンがもらえる。
おまけに・・・優勝賞金700000リング。
「イコウ!!!」
ブルーイが目を輝かせていった。
「・・・・リングほしいだけじゃだめよ?」
シリスがブルーイの目的を見抜いたように言った。
「ぎょ」
次の瞬間ブルーイは皆の視線を浴びた。
数分後、一同は、フェリルの召喚獣フェルネイド(=ユニコーン)と、クロフォードの召喚獣フォルコウド(=コンドル)に乗って、パレットタウンを目指していた。
「こいつは俺の召喚獣だが・・・滅多に使わない・・・俺自体速いからな」
クロフォードが隣に乗っているフロウとシリスに言った。
「ふ、ふ~ん」
シリスはちょっと青ざめた顔で言った。
「・・・・?どうかしたのか」
クロフォードが聞いた。
フロウがため息をついた。シリスははぁはぁと言って息を落ち着かせていった。
「高所恐怖症なんです」
フォルコウドは鳥なので・・・当然ながら青空を飛んでいた。
フェルネイドにはフェリルとブルーイがのっていた。
「おなかすいたよ~;;」
と、ブルーイ。
「さっきから何も食べてないの?」
「まぁね。君たちのせいなんだからね!」
ブルーイがぷんぷんと怒った。
「ご、ごめんなさい^^;」
フェリルは苦笑いするしかなかった。(ぉ
そして1日たつこと・・・ついにスタジアムに到着。
「・・・・歓迎なしにいきなりスタジアムに入るかナァ」
ブルーイがつぶやいた。
「やる気失せる言葉を初っ端からだすな」
フロウが顔をうまく表現できないみたいで汗をながしながらいった。
今、彼達はスタジアムの入場口の目の前に立っている。
「あのさ」
シリスが口を開いた。
「皆、参加するってことは勝ち続けたら必ずあたるよね?」
「ァ」
寒い風が吹いた。
結局それでもいいことにしたブルーイ一行。
会場内・・・・選手特別室ではいろんなチャオ達がいる。ブルーイたちを見て、微笑むチャオもいれば、睨む、無視など冷たいチャオもいた。
ブルーイは皆と部屋で会おうといって、個人のロッカーにむかった。
自分のロッカーで、荷物をまとめて、いれようとしたところ、隣にいたチャオ達が話しかけてきた。
「君は・・・ET(エントリー)ナンバー16・・・ブルーイ?」
話しかけてきたのは紫色のニュートラルハシリチャオだった。設定は♂でよろしく。
「ん?そうだけど何か?」
「いや、隣だったものだからさ。僕はツルギ。剣の使い手。お互い・・・がんばろう」
ツルギとなのるチャオは、手を差し出した。その手をブルーイが握る。
「組み合わせで戦えたらイイネ」
「・・・うん」
2匹の間にはいつのまにか熱気が満ちていた。
次の日・・・大会開会式五日前。
ブルーイたちは予選ブロックの対戦表を見ていた。
ブルーイの組み合わせ・・・
表示は 名前 属性(N Hならニュートラルヒコウ)性別
属性N(ニュートラル)H(ヒーロー)D(ダーク)
タイプはわかりますよね?ちなみにチカラはP(=パワー)で。ハシリはR。Fヒコウ。Mはオヨギで。
Bブロック
ブルーイ N F ♂
リヴァイスD P ♂
フォルア N M ♂
アルシェ N F ♀
「リヴァイス・・・フォルア・・・アルシェ・・・か」
ブルーイは独り言を言った。