第二話鉄血「血」
・・・ここは?
あのヒーローの戦争で巻き添えになった村。
・・・そうだ。ねえママ、パパ起きてよ。ねえ・・・
石になったそのチャオのお母さん、ペンダントだけを残した
チャオのお父さんに問いかけても返事は無論ない。
・・・なんでだよ。ねえ起きてよ・・・お願いだよ・・・
そもそもなぜこのようになってしまったのだろうか?昨日までは
この子はとてもよい時を過ごした。家族で行った温泉旅行。
お父さんなんか僕のお刺身まで食べちゃって・・・でも温泉に
入ったときは二人で仲良く数を数えて・・・
お母さんもとても楽しそうだったな・・・おみやげねだっておこ
られたなぁ・・・
不意に涙が出る少年。その黒いダークチャオはその場に座り込み
いつまでも泣いていた。
・
・
そして、
泣きやんだときのかれの目は怒りに満ちていた。
あれから転生を2回してやく12年・・・
孤児となったダークチャオの赤ん坊をつれてきて全員で8人。
彼は一人一人に名前を付けた。
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ダーカ「おまえらは・・・ヒーローを憎んでいるか」
7人「?」彼らはまだ理解できないのだろうか。ぽよを?にする。
ダーカ「そうか。戻ってきたかいがあった」
もしあのままいたらこいつらは殺されると思ったからだ。
ダーカ「もう大丈夫だ。これ以上ダークを殺させない」
ダーカ「だが、俺たちにはヒーローを殺す権利・・いや義務
がある。」
そういうと一同は旅立っていった。
~一同ダーク村出発~
ダーカ「chao wars everlasting」