第3章「不思議な洞窟」
「この滝の裏・・・」
チャニックスがつぶやく。
一行は洞窟の中に・・・
洞窟の中はとても広く、結晶で出来ていた
「きれーだねー・・・」
ナイルが言う
地下に行くと・・・
「ここも結晶・・・?うわっ!」
ミーチャが思いっきりこけた
「気をつけろ、ここ氷だ。」
「先に言ってよ・・・」
地下は全体凍りついていた。
「見て!壁に・・・。」
リーチャが見たものは傷みたいな物
ひっかき傷、削った後みたいにも例えれる傷だった。
「えと・・・3人の勇者・・・この『クリスタルホール』・・・5人の・・・特別な・・・持ったチ・・・龍・・・守る・・・・
神・・・・」
所どころ見えなくなっていた。
「よくわかんない・・・」
「ん・・・?ケルニスドラゴスクリスノス・・・?」
「呪文かな?覚えとこ・・・」
ミーチャはみんなに聞こえないように言った
「ミーチャ、何してんだ?行くぞ」
「あ・・・・うん!」
地下の最奥部に進むと、青い光が見えた
「これが・・・お宝・・・」
「聞いた事ある!『ドラゴンの涙』って言うんだって!」
ニックが大声で叫んだ
「帰ろう!」
チャニックスが叫んだその時!
ピチョン・・・
「水滴・・・?」
ナイルが振り返った。
そこには大きな氷の固まりが・・・
氷が溶け始める・・・徐々に姿を表す謎の生き物・・・
シュー・・・シュー・・・
氷が溶けきった・・・龍だった、巨大な龍が姿を表した。
「逃げろ!」
リーチャが叫んだ
5人は逃げ出した。
ゴォォォ・・・
龍が青、水色、青緑色の息を吐いた
氷が結晶になってしまった。
リーチャ、ナイルが結晶に閉じ込められてしまった。
ミーチャはこう念じていた。
(ケルニスドラゴスクリスノス・・・、ケルニスドラゴスクリスノス・・・)
ピッチョォン・・・・
「?」
~~~~~~~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~