<後編>
<後編>
【武器使い】「ちなみにどうしてこんな長ったらしい本名かと言うと、スペイン系およびポルトガル系の人は両親の名字を両方名前の後に・・・」
【ヒロイン】「トリビアは水曜9時だけで十分よ!」
【勇者】「ところで、本名の方は伏せなくてもいいのか?」
【魔法使い】「これは魔法名であり、決して人物名なんかじゃないから、伏せなくてもいいのよ。」
【ヒロイン】(いやこの世界じゃそうかも知れないけど!)
・・・とにかく、勇者一行は幻の宝があるという城に到着した!
【ヒロイン】「あたしら、幻の宝が目的だったんだ。」
大した障害も無く、つまりその過程を書くとつまらないからさっさと奥に進み、最深部に到着。
そこには、幻の宝が輝いていた。
【ヒロイン】「これが・・・幻の宝・・・作者が具体的に書かないから何なのかはよく分かんないけど・・・」
だって、そういうの考えるのって面d
【ヒロイン】「はいはい、分かったから、次はどうなるの?」
・・・ラスボスと思われる人間が現れた!その名は、ホップスター!
【ホップスター】「オレかよ!」
【勇者】「丁度良かった・・・俺達は今、サイコーにムカついてんだ・・・」
【ヒロイン】「ボコボコにするには、丁度いい相手ね・・・」
【武器使い】「僕の自慢の武器を、思う存分撃てそうです・・・」
【魔法使い】「あたしも、特訓してた最強魔法があるのよね・・・」
【ホップスター】「ちょっと待て!話せば分かる!ここはひとつ穏便に・・・」
【ヒロイン】「こうやってあたしらを単発ネタで使い捨てる気ねーっ!!!」
ヒロインはタコ殴りで攻撃した!
【武器使い】「僕なんか、結局活躍の出番無いじゃないですかぁーっ!!!」
武器使いはミサイルを乱射した!って、今活躍してんじゃん。
【魔法使い】「ヒロインとキャラ被ってるからセリフ少ないじゃないーっ!!!」
魔法使いはなんだかよく分からない魔法で攻撃した!
【勇者】「主人公なのにただついて行ってるだけじゃけぇかーっ!!!」
・・・だって、アンタ弱いじゃん。そんな訳で、勇者はキレるだけだった!
【ホップスター】「くっ・・・仕方ねぇか・・・クレイジースターマジック!!」
するとホップスターはいきなり魔法陣のようなものを張り、攻撃を全て防御した。
【魔法使い】「!?」
【ホップスター】「あいにく、ラスボスなんでね・・・ちょっとやそっとじゃ倒れないっすよ・・・」
【ヒロイン】「そう来なくっちゃ面白くないわ!はあぁぁぁっ!!」
飛び込むヒロイン。ホップスターは剣を抜き受け止める。
【武器使い】「このスキに・・・!!」
武器使いが機関銃を乱射する。だがホップスターは、
【ホップスター】「シルビアンスピリッツ!」
魔法を放ち、全て叩き落してしまった。
【ヒロイン】「・・・って、何このシリアス風味!」
いや、マトモなバトルシーン書きたいかなー、って。
【勇者】「そうだそうだ!早く決着つけろ!」
【ヒロイン】「何観客ぶってんのよーっ!!」
ヒロインが勇者を蹴飛ばした!
【勇者】「うわあぁぁぁっ!」
・・・勇者はそのままぶっ飛び、ホップスターに激突した!
【ホップスター】「ぐわあぁぁぁっ!!!!」
ホップスターは消滅した!
【おぉる】「弱っ!!」
【魔法使い】「・・・これは一応、勇者が倒したことになるのかしら・・・?」
【武器使い】「たぶん・・・」
【勇者】「イテテテテ・・・頭ケガしちまったじゃねぇか・・・」
【ヒロイン】「やっとあたしの本領発揮ね!治してあげるわ!
・・・ポーショ○!」
【おぉる】「ちょっと待て!!」
・・・数分後。
【ヒロイン】「これで幻の宝はあたし達のものね!」
【武器使い】「でも、僕たちがやってることって、ただの盗賊のような・・・」
細かい事は気にしない!
【勇者】「幻の宝、ゲットだぜ!」
【魔法使い】「殺すわよ?」
【勇者】「ごめんなさい。」
そして、ヒロインが幻の宝に手をかけた次の瞬間、不思議な光が辺りを包み、ヒロインはその中に浮き上がった。
【ヒロイン】「これで・・・世界が救われるのですね・・・勇者さん・・・
・・・ってあたし、こんな性格じゃないんですけど!?」
そこら辺は、最近流行りの「ツンデレ」って事で、どっすか?
【ヒロイン】「ま、まぁいいわ・・・勇者さん、あなたと共に・・・」
【武器使い】(これって。)
【魔法使い】(完璧にツンデレね。)
勇者も幻の宝に触れると、2匹は、光の中を浮かび上がり、やがてその部屋全てが光に満ちた。
【ヒロイン】「これで、あたし達は結ばれた・・・」
光が収まると、幻の宝が2匹の手の中に。
【ヒロイン】「あたし、決めた!世界中の宝を求めて冒険するわ!」
こうして、一行の冒険はまだまだ続く!
【勇者】「って、結局幻の宝って何の意味があったのさ?」
それを考えるのって、面d
【勇者】「結局そうなるのかよ・・・」
それじゃ、容量もそろそろですんで、この辺でお別れしたいと思います。
【勇者】「って、色々な矛盾点全部置き去りかよ!」
・・・読みきりですから。
・・・完?