-残念だったな、俺-

言われた通りに、瞬添移新で空高く移動する。ふははは、見ろ、町がゴミのようだ。
小武海が、不思議な術で鉾をあらゆる角度で受け流している。風を使えるのか・・・すごいな。

・・・ん?

 ビリード 「四神の術?・・・何故使える?」
 スラ 「滅等すべし大地―侵略すべし大海―彗の如く疾風!」

小武海が動き出した。スラの詠唱に気をとられてるうちに、小武海は黒い物体、剣龍の真下に回りこんで、左手を地面に、右手を真上に向けた。

 ビギ 「座軸―転移!」
スラとビギが剣龍のくもの巣をかいくぐるように、移動した。黒い物体の上に、乗っている。

 スラ 「耀け―参天響燐!」
 ビリード 「さん・・・てん・・・きょうりん・・・?」

声は龍から発されているように聞こえるね。まことにいい響きだよ。
聞いたことのない術名だったのかな、なら教えよう。

・・・知らん!!

The following are your turns...続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第228号
ページ番号
17 / 18
この作品について
タイトル
Night of M-A-S-K
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第214号
最終掲載
週刊チャオ第229号
連載期間
約3ヵ月16日