-ハーフタイムにイエローカード-
全くう・・・遅刻が好きチャオねえ・・・
朝の窓から入ってくる日光を浴びながら、僕は冷蔵庫に向かって歩いていくチャオ。
今日は何が起こるのか、とっても楽しみチャオね!
Night of M-A-S-K Sean,5 Half-Time 「開催される、全国“術”戦大会。」
う~ん・・・今日のリンゴはいまいちチャオねえ・・・やっぱり「とちおとめ」って書いてあるのを選んだのがいけなかったチャオかあ?
しかも小さいチャオ。いっぱいあるけど。
そうそう。重大なお知らせがあるって、学校でいってたチャオね。四神皇連邦の方からも、「楽しんでくれたまえよ」って言ってたチャオ。
どういうことチャオ?気になるチャオ。
とりあえず、焉を起こすことに変わりはないチャオッ!
ビギ 「こら!焉!また遅刻するチャオよ!」
月見里 「うーん・・・あと五分・・・」
仕方ないチャオ。・・・ここで僕は、必殺技を出す。この技は滅多に使わないチャオけど、一撃必殺チャオ。
そこらに散らばっている「きょーかしょ」なるものを丸めると、メガホンらしきものが出来るチャオ。
その小さい方を口に当てて、大きい方を焉の耳に当てるチャオ。それから・・・
ビギ 「火事チャオーーー!!」
月見里 「ぐ~・・・・」
!?耳元で叫んだのに起きないチャオ!(実際、今日初めて使った技だけど・・・)
・・・こうなれば奥の手チャオ。
ビギ 「栃野が迎えに来てるチャオよ。」
月見里 「何ぃ!?」
さっすが僕。頭脳プレーチャオね!見事に焉は起きたチャオ。
・・・ちょっと残酷チャオけど・・・
月見里 「ち・・・見事に騙された・・・」
ビギ 「焉が起きないのが悪いチャオよ。」
通学路を歩きながら、焉が文句を言ってくるチャオ。全く、だらしの無い主人を持つと大変チャオねえ。
今日は余裕を持って起こしたチャオから、ゆっくり歩いても平気チャオ。おかげでバッグも全然揺れないチャオ。(いつもは揺れて大変チャオ。)
ただ―いつもと違う道を違う時間に通っていったせいか、目の前になんだか知らない人がいるチャオ。
月見里 「・・・誰だ?」
暗い気配を漂わせるその人間に、焉が話しかけるチャオ。あれ・・・その人間の後ろに、何かいる・・・
「月見里・・・焉だな?」
月見里 「いかにもそうですけど?」
皮肉っぽい口調を真似して、焉も負けていないチャオ。
隠岐次 「俺は、隠岐次 恭司。大会が行われることは知っているな?」
大会?何のことチャオ?
月見里 「いきつぐ・・・たいし?変な苗字だなあ。―悪いけど、大会なんて知らない。」
隠岐次 「なら、覚えておくことだ。お前は“裏”で名が通っている。その鞄の中の“A-LIFE”も、な。大会では様々な奴らから狙われることだ。」
学生服の乱れを直しながら、焉は目を細めて、話を聞いてるチャオ。
隠岐次・・・という人も、学生服。同じような服・・・チャオね。
「おう、隠岐次。忠告はそれぐらいにして、さっさと行こうぜ。」
隠岐次 「・・・・。とにかく、気をつけろ。お前の力と、その絆・・・確実に狙ってくる。」
そういい残して、変な人達は消えた・・・チャオ。多分、今の術波動は、座軸転移、チャオね。
遅刻する前に、焉は表情を険しくしながらも、学校に向かっていく・・・チャオ。
処でさっきの、「もう一人の声」は誰チャオか?
―放課後。どうやら今朝、変な男が喋ってた大会というのは本当らしいチャオねえ。
“四神皇連邦”主催の、技術向上を目指した大会・・・チャオか。
朝会で、こうちょーせんせーが言ってたチャオ。
そうそう。焉はというと、さっきの二人組のことが気になったらしくて、学校の名簿を呼んでいるチャオ。教室で。
月見里 「分かったぞ、ビギ。あいつらは、「CTM-36」の、同級生で、成績は並。隠岐次 恭司だ。」
ビギ 「同級生チャオか・・・なんで気付かなかったチャオ?」
月見里 「・・・俺はほとんど知らない人ばかりだからな・・・覚えてる暇なんて無いし。」
変わってるチャオねー。おっととと、焉、お客さんがきているチャオよ。
うん。僕から見ても可愛いチャオ。頭脳明晰、大天才の僕から見てそう見えるんだから間違いはないチャオ。
栃野 「月見里君?ちょっといい?」
月見里 「ん?・・・い、いーけど・・・。」
頑張れ焉。負けるな焉。心の中から応援しているチャオよ。
栃野 「大会、参加するの?」
月見里 「一応・・・ね。で、でも、まだ日があるから、決めてはいないけど・・・」
栃野 「そっか。まだ二週間もあるもんね。しかも、ちゃお・・・だっけ?それも、買わなくちゃいけないんでしょ?」
そうチャオよん。大会の参加資格は(最も、一部を除いて強制参加チャオけど)、「チャオを所持していること」が入るチャオからね!
焉は問題ないチャオ。
参加資格の説明後に、続くチャオ!間違っても字数制限に引っかかっては・・・いな・・・