Story1 いきなりの襲来

Magic Sword Legend Story1 いきなりの襲来
(マジックソードレジェンド 第1話 いきなりの襲来)

チャヒチは目を覚ました。目がぼんやりしている。くっ・・・頭が重い・・・チャヒチははっとした。いない・・・母さん・・・?どこだ・・・母さん!!!???
チャヒチの母は一緒にいた所から消えていた。そんな・・まさかっ・・・!?やつら(プロトカオス)につれさられたのか!?くそっ!
チャヒチがそう思ってた瞬間前の方で声がした。
「誰か~~~!!!返事して~~~!!!」
これはハーブの・・・声ッ・・!?チャヒチは立ってよろめきながらも声があるほうに足をふみだしていった。
森の草むらにハーブはいた。左足と右手が傷だらけだった。
チャヒチ「ハーブ!!大丈夫か!?」
チャヒチは周りを探した。父が見当たらない。
ハーブ「・・ヒーリング・・・」
自分の体を魔法で治した。
ハーブ「お父さんが・・・私をかばって・・・そして・・・」
チャヒチ「それから先の事はわかった。だから言わないでくれ。」
チャヒチも悲しみで胸が張り裂けそうだった。
チャヒチ「町がどうなったかわからないよ。町のほうにいこう。」
???「それがいけなかったりして。」
何者かが立ちはだかった。黒いチャオ。ダークチャオだ。
「『プロトカオス』・・・偉大なパワーだろう・・・・命令ぐらい聞いてやろうと思って・・・生きているチャオがいたら始末しろとな・・・クク・・・」
チャヒチ「倒してみな。俺は負けない・・・。」
チャヒチは静かに言う。
???「なら地獄にいくがいい!!!!デスアタック!!!」
飛び掛ってきた。チャヒチは連続パンチを繰り出す。ドラゴンのツメで。
ズシャア!!!バシュッ!!!!
???「な・・・こいつ・・強い・・・だ・・はははははは!?って何・・いってんだ俺」
バタッ。
何故ボケたかわからんが・・・チャオは倒れた。気絶してるだけのようだ。
ハーブ「さすがね・・・。じゃあいってみましょう・」
チャヒチ「おぅ」
二匹は町の中心部に向かって歩き出した。
今は何の旅だかはまったくわからない・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第90号
ページ番号
2 / 31
この作品について
タイトル
Magic Sword Legend
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第132号
連載期間
約9ヵ月22日