第十一話

ナイト「遅かったな。サバイバルはこれから半ばに入る。
      貴様ら三匹じゃ危ないからな。俺も貴様らと同行する。」

   ファンタジア・チャオ・ファイティング 第十一話 それぞれの戦い

サクラ「ようやく全員合流ね。」
チョコ「そうですね。よかったです。」
ナイト「呑気だな・・・。」
ヒツジ「ははは・・・。」

和やかな空気が流れる。
ナイトが加わって、このような空気が流れるのは初めてだ。

ナイト「じゃ、全員揃った所で、早速戦闘だ。」
サクラ「そうね。」

戦闘慣れした二匹が木の方を向く、
すると、木が揺れてそこから四匹のチャオが現れた。

一番右のチャオ「気付いていたか・・・。俺の名はチャックス。」
その隣のチャオ「インク。」
また隣のチャオ「ウィドよ。」
一番左のチャオ「カンムだ。」

相手たちがそれぞれ名を言う。

ナイト「フン。名乗る必要もない。」
サクラ「チョコはウィドってやつを、ヒツジはカンムってやつを任せるわ!」
チョコ「わかりました。」
ヒツジ「うん!」

それぞれの相手が決まる。
ナイトはチャックスと、サクラはインクと、チョコはウィド、ヒツジはカンムとなった。

ここからは皆さんに戦いを1つづつ見ていって貰おう。

では、まずはヒツジ対カンムから・・・。

カンム「容赦しないからな・・・。」
ヒツジ「まぁ、お手柔らかに。」

二匹とも、武器を構える。
ヒツジはなぎなたを、カンムは鎌を・・・。

じりじりと2人が間合いを取る。
少しでも気を抜いたら襲ってくるだろう。

そして2人は、同時に相手に飛び込んだ。

・・・続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第97号
ページ番号
13 / 27
この作品について
タイトル
ファンタジア・チャオ・ファイティング
作者
りんご
初回掲載
週刊チャオ第86号
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約10ヵ月12日