第三話 決闘2
ブウン! キイイン!!
まさかこんなことになろうとはダークンも予想していなかった。
あまりの恐ろしさにビームソードを抜く時間もなかった。
だが、その判断が逆によかったらしい。ユウネはダークンをかすって壁に突撃したのだ。その瞬間にダークンはビームソードをだしてユウネに振りかぶったのだ。ダークンの目も正気ではない。
ダークン「クウッ・・・殺ッタカ・・・・ナニ・・」
ユウネ「マダダ!!!クラエ!!」
と、ばかりにダークンに蹴りをくらわして地面におさえつけたのだ。
ダークン「コッチモダ・・・」
ダークンも負けずにユウネを跳ね飛ばした。二匹の戦いは一時間におよんだ・・そして・・・・
ユウネ「モラッタゼ・・・」
ユウネはダークンにとどめをさそうした。さすがのダークンも覚悟した・・が、
ユウネ「はっ!オイラは何をしようとしていたんだ・・」
ユウネは正気に戻ったのだ。その瞬間・・・
ダークン「はっ!ユウネ何があったんだ!」
ダークンも正気にもどったのだ。
ユウネ「オイラもよくわかんないんだ・・・」
ダークン「記憶がないのか!!まさかこのビームソードのせいか・・」
その時ユウネは???の残骸を見た・・見るとそれはロボットではないか!しかもその上にへんな物体が浮いている。
ユウネ「これのせいかな・・」
ダークン「これって・・カオスドライブじゃないか!!!」
説明しよう。カオスドライブはビームソードにはめ込むとその能力を使えるという「スグレモノ」である。でも、ただひとつ欠点がある。それはチャオには感じないがとても強力な電気を発しているのである。
そのために一メートル以内の電化製品はショートしてしまうのである。
ユウネ、ダークン「どうするか?」