後編

くっそー・・・。
まさか彼氏がいたなんて・・・
どうすればいいんチャオ・・・。


   どたばたラブコメ物語 後編 勘違いな決闘!


どうすればいいんだろう・・・。
・・・そ、そうだ!!
決闘だ!!決闘で負けた方は、身を引く!これで決まりチャオ!!

そうと決まれば、果たし状を書くチャオよ!!

ーーー 試行錯誤しつつも、書く事10分 ーーー

できたぁー!!
ようし、これはソニックに届けてもらってと・・・

決闘は、明日の昼だもんな!
今から特訓チャオ!!

ナレーター「ヒツジ君は、特に意味も無いのに、特訓を始める・・・。」

ーーー そして、明日の昼。 ーーー

彼氏? 「とりあえず着たけど・・・何?」
ヒツジ 「問答無用!チョコちゃんをかけて決闘チャオ!!!」
彼氏? 「言ってる意味がわからないんだけ・・・」
ヒツジ 「いいから、ステージに上がって来るチャオ!」
彼氏? 「・・・・はいはい」

司会  「では、決闘を始めます。用意・・・始め!!!」

彼氏は、ステージのぎりぎり、後ろまで下がった。
ようし、それじゃいくチャオよお!!

ヒツジ 「とおおおーーー!!!」

ヒョイ。

あ、避けられたチャオ・・・ってうわーー!!

ボス!

お・・・落ちちゃった・・・ってことは・・・ま・・・負けチャオ!!そんなぁ!!

彼氏? 「何なんだよまったく・・・。」
チョコ 「お兄ちゃん、大丈夫?」

・・・・・
・・・・・・
な・・・なんだってーー!!!!
チョコちゃんのお兄ちゃんだったチャオか!!!
ぼ・・・僕はなんて勘違いをおおおお!!!

ヒツジ 「お・・お兄様とは知らず・・・すみませんでしたぁ!!!」
チョコ兄「いや、いいんだよ。勘違いだったんだし・・・。」
ヒツジ 「あ・・・ありがとうございます・・・」

チョコ兄「そんなことよりも、まず聴きたいことがあるんだけど・・・。」
ヒツジ 「はい?」
チョコ兄「もしかして、妹に惚れてる?」
ヒツジ 「え、何故それを!!!」
チョコ兄「やっぱりか。それで僕を彼氏と間違えて嫉妬したんだね・・・・。」
ヒツジ 「はい・・・。」

チョコ兄「良かった。実はチョコも君のこと・・・。」
ヒツジ 「え、ほ・・本当チャオか?」
チョコ兄「うん本当だよ。」

ヒツジ 「やったチャオー!!!!」

ナレーター「思わぬ形で、始まった恋もついに実りましたとさ。」


おしまい

このページについて
掲載号
週刊チャオ第92号(兼、300P記念) 
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
300P記念小説 どたばたラブコメ物語
作者
りんご
初回掲載
週刊チャオ第92号(兼、300P記念)