2章 79話 脱出(後編)
勇者のジュエチャ2章 79話 脱出(後編)
スラッシュ「確か…データ室は…」
ダークチャオ「誰だっ!!侵入者か!!」
ダークチャオ「侵入者です!!」
無線を使って報告している。
マスターカオス「あぁー?侵入者なんてもうずっと前からいるけど?」
ダークチャオ「はいっ!?」
ダークチャオ「貴様らっ!!前から侵入していたとはな!!」
スラッシュ「お前の所には知らされていなかったのか」
ダークチャオ「もうすぐ増援がくる…お前らもここで終わりだぁ!!」
スラッシュ「何だとっ!?」
ギャラクシー「ふんっ、そんなやつら俺だけで十分だ…先に行ってるんだな」
スラッシュ「…あぁ、いいだろぅ、行くぞチャコ」
チャコ「う…うん」
スラッシュたちが歩いていった方と逆の方からダークチャオ達が来る。
ダークチャオ「おや?一人になってるな」
ダークチャオ2「仲間を先に行かせるとは…泣けるねぇ」
ギャラクシー「あいつらを仲間とは思っていない」
ダークチャオ3「ほぅ?それじゃあなんで他の奴らを先に行かせた?」
ギャラクシー「邪魔者がいない方が戦いやすい」
ダークチャオ「おしゃあ!一斉攻撃だー!!」
ギャラクシー「…」
ギャラクシーは何かを唱えている。しかし、それは普通の言葉ではなかった。
ダークチャオ「まさかっ!」
ギャラクシー「逃げようと思ってももう遅いよ」
その時、とても強力な風がダークチャオ達を襲った。
ギャラクシー「だから遅いと言ったろう?」
風はダークチャオ達の体を切り裂いていた。
ダークチャオ達は倒れている。
ギャラクシー「そういえば…アイツがいたな…行ってみるか…」
スラッシュ達が行った方と逆の方、つまり階段の方へ行った。
その頃、スラッシュ達は
スラッシュ「…増援が来ないな…」
チャコ「やっぱり、あの人が倒したのかな?」
スラッシュ「まぁ、いなくなった方が仕事がやりやすいがな」
階段では
ギャラクシー「…」
また何かを唱えている。すると、ギャラクシーは消えた。
ヒット「ここだよここ!」
ヒットは秘密のエレベーターを見つけた。
レッドメア「お前すごいな!!こんなの見つけられるとはね!!」
ヒット「スラッシュに教えてもらったとおりだ!」
レッドメア「教えてもらったんかい!」
ウウウゥゥゥゥゥン…
エレベーターは12階…の上の上の14階に止まった。
スマッシュ「ふつうに14階って言えばいいのに」
レッドメア「しるか」
マスターカオス「来たか…待っていたぞ」
レッドメア「頼むから毎回毎回ラーメン食うな」
マスターカオス「うどんもあるけど、食べる?」
スマッシュ「食べる!!」
マスターカオス「81話へ!!」
レッドメア「次回は80話だぞー」
マスターカオス「うるさいっ!!それにお前は敵!!それなのにツッコミをぉぉぉ」