2章 54話 猛攻撃
勇者のジュエチャ54話 猛攻撃
フォード「うむ・・・ヤツラは予想以上に強いな・・・」
のんきに武器を磨きながら言う。磨くのは戦う前にやって下さい。
敵兵「大変です!向こうから丸い物体がたくさん転がってきます!!」
敵兵が大声で叫ぶ。ジュエチャ達には勿論、戦場全体に響き渡った。
ジュエチャ「やっと来たか・・・」
テール「ということは?」
ジュエチャ「チャミライとトランだな」
チャロード「へぇ・・・それは凄い戦力になるな」
少し笑いながらチャロードが言う。
なぜなら、チャミライとトランはマスターカオスが一番嫌だった者だったからだ。
チャミライ「来ましたよ~」
チャミライがボーリング玉(水晶玉)を追いかけるようにして来る。
敵兵「うわぁぁぁ!」
敵兵は次々にボーリング玉(水晶玉)の餌食となっていく。
フォード「どわ~~!!ぐおぉぉぉ!?ひぃぃぃぃ!!」
一番パニックになっているのは彼だった。指揮官なのに・・・
敵兵「うおおおお!!」
安全な場所から敵兵が攻めてくる。そこにナイフが刺さり、足止めする。
プロジェクトX「プロジェクトXただいま参上!っとうわわわわ!!」
格好付けて登場したのはいいがそのせいでバランスを崩し、転落した。
スマッシュ「うおおおおお!!」
スマッシュが突然現れ、敵兵の後頭部にキックする。
レッドメア「スマッシュに負けるかぁぁぁ!!」
と言い、敵をなぎ倒すレッドメア。
フォード「今のうちに不意打ちだ」
なんとかバランスを取り戻したフォードが言う。
ジュエチャ「それはどうかな」
フォードが不意打ちを企む前にジュエチャは後ろに回り込んでいたのだ。
フォード「くっ・・・!」
フォードがさっきまで磨いていた鎌を振る。しかしジュエチャはそれを避ける。
ジュエチャ「ハザード・レクイエム!!」
衝撃波がフォードを襲う。フォードはジャンプして難なく避ける。
ジュエチャ「マインドブラスト」
一つ目の怖い巨人を召喚し、その一つの目で極太ビームを出す。ジャンプしていたフォードは避けられなかった。
フォード「うわぁぁぁ!」
フォードは吹っ飛ぶ。そして岩にぶつかる。後頭部直撃。
フォード「お、覚えておけ!!また会ったときは覚悟しておけ!だが、会う気はない!!」
フォードが逃げようとしたその時!
フォード「あれ・・・?サイフがない・・・」
プロジェクトX「はーはっはっはっはーー!!」
フォード「お、俺のサイフ返せ~~!」
プロジェクトX「このサイフを死守した者にリングを山分け!!」
その瞬間、兵士達(50人)は寝返った!!
兵士達「トリャァァァァ!!」
フォード「や、やめろぉぉぉ!!うわぁぁぁ!!」
プロジェクトX「中身は・・・5100リングだ!!」
兵士「一人100リング・・・」
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