24話 敵の罠

ガルド「ホームページクリックか?それなら1話にとべたな・・・」

勇者のジュエチャ24話 敵の罠

ジュエチャ「ん?」
ジュエチャが部屋にはいると、だれかがいるような感じがした。

ジュエチャ「気のせいか・・・?」
ジュエチャが歩いた瞬間・・・

エメラルレス「ふふふ」
エメラルレスがジュエチャの後ろに現れ、ドアをしめた。

ガルド「もう、にげられないだろ」
ガルドがジュエチャの右に現れた。

(そう、そして君の人生はここで終わりさ)
ジュエチャが聞いた声はまるでテレパシーのようなものだった。

ジュエチャ「お前は・・・連花(レンカ)だな・・・あの事件以来この方法で話しているらしいな」
連花はジュエチャの幼なじみ、もちろん♂である。

連花→(そうさ・・・しかし今回来たのは理由がある)
ズナブル「それはおまえを倒すこと!」
ズナブルが勝手に言った!

連花→(それはもう言った!答えは給料のためだ!)
ジュエチャ「給料・・・?」
意外な言葉におどろく。

連花→(そうさ・・・お前を倒せば給料が上がる。そうすれば、オレの夢がかなう・・)
全員「・・・・・・」
全員が静まった・・・ちなみに夢とは海外旅行である。

ジュエチャ「いいだろう。オレはお前と一対一で戦おう!」
連花→(エメラルレス。さわがしくなるからアレをやっておいて)

エメラルレス「ウォールガード」
部屋に結界がはられた!

ジュエチャ「これで声をとおさないというわけか」
連花→(これで準備はOKだ・・・行くぞ!)
連花がジュエチャに向かって走ってきた。

ジュエチャ(こっちは作戦をたてないと・・・このままではやられる・・・!)
ジュエチャが連花の攻撃をよけながら考える。

ジュエチャ「とりあえず・・・小動物を・・・!」
ジュエチャは笛を吹いた。しかし、何も起こらない。

連花→(そんな小細工はここでは通用しないのさ!)
連花がパンチをした。

ジュエチャ「ぐっ・・・!(そうか・・・音を外に出さない空間だった!)」
ジュエチャはかべに当たる。

ジュエチャ「(たしか連花は魔法が得意でないはず・・・!ならばこっちが魔法を!)邪毒炎!」
ジュエチャの手からむらさきの炎がとぶ。

連花→(そうか・・・魔法を使えないと思っているのか・・・)
ジュエチャ「何っ!使えるのか!?」

連花→(あまり使えない・・・)
ジュエチャ「やっぱり」
ジュエチャは少しコケた!

連花→(しかし!この技がある!身体変形!)
連花の体が変形して、ドラゴン(小動物よりもかなり大きい)になった!

ジュエチャ「ドラゴン・・・!?」
連花→(しかし、今回は屋根を突き破るといけないのである程度小さめにしておいた)

ジュエチャ「な・なるほど・・」
連花→(修理代など払っていられないからな)

エメラルレス「そっちかよー!!」
エメラルレスのはげしいツッコミ。どうやら外のヤツにばれるからと思ったらしい。

連花→(ドラゴンブレス!)
連花(ドラゴン)の口から電気が出てきた!!

エメラルレス「炎じゃないのかよ!」
またもやツッコミ。

ジュエチャ「くっ・・・」
ジュエチャは前転してよけた!

連花→(くらえ!)
連花(ドラゴン)がパンチをした!

ジュエチャ「とっ・・」
ジュエチャはジャンプしてその場をはなれた。そしてパンチはジュエチャの後ろにあった本棚にぶつかった。

ジュエチャ「すごい威力だ・・・本棚が分解した・・・」

そのとき、とびらが壊れた!

連花→(なっ・・・なにっ!?)

25話へ・・・続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第56号
ページ番号
32 / 98
この作品について
タイトル
勇者のジュエチャ
作者
スマッシュ
初回掲載
週刊チャオ第39号
最終掲載
週刊チャオ第95号
連載期間
約1年28日