ワケワカラーンという長老は、すでに200歳を超えていたライトカオスでした。


「サイキンノワカモノハ、シゴトヲセズニサボッテオル。ソナタハナニオシテオルノカ?」



よく分からない内容になんとか答えてみた。
<「えー、私はですねー、ええ。そう、まさにその仕事をどこかに落としちゃった人でしてー。え?無職?ニート?いえいえいえ違います違います。落としただけですよ。落ちちゃったんですよ。あー、どこにいってしまったんですかねー、前々世あたりで落とした気がするんですがねえー。」>

「・・・・・・・・・・・・。」



もうすでに月が眠そうに見つめていながら現れていたときだったのだ。


<「俺のブログに変なコメントした奴は誰だ!」>

そう叫んだ若者がいた。もう大分よっぱららっていたらしい。それは、ルビーよりも、人間の血よりも赤く目が輝いていた。

「『<ライトカオス死亡事件>が、貴方の家でおこったらしいよぉ~。』って、ナンダッテンダぁ~!?」

このチャオは、大分機嫌が悪かったらしい。



それは、まだ<史上最高の頂上決戦を制すのは誰だ!>の特別番組をやっていたときである。

「ろんぐとーくナラ、マケルキガセヌゾ。」とワケワカラーン。
「オモシロイとーくなら、カテルキガスルゾイ。」とハテーナ。



複雑な内容が解されるかのように、この事件が分かり始めた人物も1人ほど・・・。

この作品について
タイトル
キーワード小説 ワケワカラーンのお話
作者
チャケル
初回掲載
週刊チャオ第321号兼ライトカオス記念号