おわり
     久々にSA2B公式サイトの攻略記事を見にいったのですが、チャオ研究所もろとも見れなくなっていました。攻略記事がどれくらい役に立つものだったか確認したかったのですが。まぁ大丈夫かな……たぶん。
 ここまで読んでくださりありがとうございました。全部読み終わっても時系列とかよくわかんなかったよ、という人もいると思うので、簡単に解説しようと思います。先にここを読んでいる人はお願いですから引き返してください。ここから先はネタバレですよ。
 まず導入部から始まる、カオスが倒されなかった世界。ここは夢世界αと呼びます。ひとまず。一ページ目を飾り、この世界を主観に話が進みますが、時系列でいくと一番新しい世界です。夢世界αに該当するのは、
 1:導入部
 2:移動部
 4:探索部
 6:考察部
 9:変調部
 10:結末部
 以上の六つです。
 もう一つの夢世界として、カオスが倒された夢世界βが存在します。ソニックアドベンチャーの歴史を背景に持っている正史の世界ですが、現実の世界ではありません。夢世界βに該当するのは以下の四つです。
 5:休日部
 7:忌日部
 11:再開部
 12:再会部
 そして、残りの三つは現実世界です。こちらも並べておきましょう。以下の通りになります。
 3:平日部
 8:帰宅部
 13:起床部
 敢えて夢世界βの休日部、忌日部より前に現実世界の平日部という“日”の文字で共通させた章を置くことで「ああこのページは過去編かな? でもなんか矛盾してる気がするんだよなぁ」みたいなミスリードを誘うのを狙ったのですが、執筆当時はほとんど何も考えずに書いていたものですから、後から見返して「この構成はちゃんと意味のあるものになっているのか?」と心配になりました。大丈夫でしょうか? 最低限、夢世界に登場する人物が現実でどういう人物なのかという役割は持たせてあるのですが。文学少女がαとβで性格が違うのは、そもそも現実世界でちっとも話したことがないからです。
 また、別の世界とのリンクを意識して、各章で使った表現を敢えて使い回すという手法を取りました。この作品の個性にちゃんとなってくれていると嬉しいのですが。クドいと言われるのが一番怖いです。
 まあそれは置いといて、ざっとこの物語を時系列順に並べると以下の通りになります。読みにくいと思いますが、どうぞ。
 3:平日部(上)
 5:休日部(β)
 7:忌日部(β)
 8:帰宅部(上)
 1:導入部(α)
 2:移動部(α)
 4:探索部(α)
 6:考察部(α)
 9:変調部(α)
 10:結末部(α)
 11:再開部(β)
 12:再会部(β)
 13:起床部(上)
 ……ちなみに(上)は現実世界です。なんで上なのか自分にもわかりません。メモにはそう書いてありました。それと別にこの時系列の通りに話を追いかけたところで新しい面白さが見つかるというわけでもありません。それどころかたぶん全然面白くないです。お願いですから1から順に読んでください。
 また、作品内で「Endless Possibility」「Dreams of an Absolution」「Live and Learn」の歌詞を訳したものをちょこっとだけ引用しています。もし文句言われたらどうしよう……。
 ひとまず解説は以上になります。改めて、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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