~月編~第三十三話フラワーラビリンスの戦い!

・・ここ・・は・・

僕は・・死んだの?・・

おい!おきろムーン!おきろ!!

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ムーン「はっ!」

ゼイン「目が覚めたか。」

スター「グロウさんがオアシスに運んでくれたんです。」

ムーンはグロウの方を向く。

グロウ「ムーン具合はどうだ?もうすぐ「D」のやつがくるでおろう。戦いの準備を!」

ビィレ「ねえ。グロウさん。何で私たちを助けたの?」

グロウ「ムーンに興味があるからな。」

ムーンは腰に手を当て、ミラフォースがあることを確認すると、口を開く。

ムーン「グロウさん。ちょっと覚えているんですが、僕何してたんですか?」

グロウは、嫌そうな顔をしてこういう。

グロウ「お前の中の闇が、お前を支配してたんだ。ただそれだけだ。」

ムーン「・・・後もう一つ。伝説の剣って、なんですか?」

グロウは腰の剣を抜く。

グロウ「百年前のアヴェストキャニオンで手に入れた豪剣「ブレイジング」と名乗る剣だ。」

スター「輝いてる・・きれいです」

ゼイン「(こいつ・・ただものじゃねえな。覚醒ができるのか)」

グロウ「そうだ。おぬし。ゼインと名乗ったおぬし。覚醒したのだ。」

そのとき、ゼインは驚く!

ゼイン「(俺の心が読めるのか!?)」

グロウ「そうだ。」

もちろんムーンたちには何を言っているのか分からない。

グロウ「ここ、フラワーラビリンスの主は、はやぶさのファルト。私が見張っているのだ。」

ビィレ「だから、もうすぐ帰ってくると。」

グロウ「ムーン・・後ろ。」

ムーンたちが振り向いた先には、チャオが一匹いた。

ムーン「なっ!いこう!」

タッタッタッタッタ!!

ファルト「どうしたグロウ?改心したか?」

グロウ「そうでもなかろう。」

ファルト「まぁいい。ようがあるのはおめえらだ。」

ムーン「よし!しょうぶだ!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第125号
ページ番号
56 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日