第6話
第6話「エンジェルストーンの行方は!?」
二人は、兵士に向かって走っていった
チャドウは片手を前に出して言った
チャドウ「邪魔だ!“チャドウウィンド”!!」
ビュン!
チャドウの手から衝撃波が出て、兵士10人ぐらいを吹っ飛ばした
兵士「ぐわぁ!!」
チャドウ「フン。」
二人はついにエンジェルストーンの前についた
兵士「盗まれてたまるかぁ!!」
残りの兵士が、一斉に押し寄せてきた
ツヤロン「今度はオレがやるぜ!」
そう言って両手を前に出す
ツヤロン「消えろ!“イビルゲート”!!」
ブオォォォン・・・
突然、兵士チャオ達の頭上に、黒くて大きな玉が現れた
ツヤロンとチャドウは柱に捕まった
ツヤロン「吸い込め!」
黒い玉は、周りのものを吸い込んでいった
兵士「う、うわあぁぁぁ!吸い込まれるうぅぅぅ!!」
ドンドン兵士チャオが、黒い玉の中に消えていく
チャドウ「もう全員吸い込んだようだぞ。」
ツヤロン「お!そうか。消えろ!」
スゥゥゥゥゥ・・・
黒い玉は消えた
トコ トコ トコ トコ
チャドウはエンジェルストーンを持った
チャドウ「これが、エンジェルストーン・・・」
チャドウが、エンジェルストーンを見つめながら言った
ツヤロン「なぁ、もうエンジェルストーン手に入れたし、帰ろうぜ。」
チャドウ「ああ。」
二人は手をつないだ
チャドウ「チャオス、コ・・・。」
「“ホーリーランス”!!」
チャドウがチャオスコントロールをしようとした時、何者かが魔法を唱えてきた!
そして、チャドウに向かって数本の光の槍が飛んできた
チャドウ「ぐはっ・・・」
ツヤロン「チャドウ!!」
光の槍は、チャドウの両腕に当たっていた
その時、チャドウがエンジェルストーンを落としていた事に、二人は気付いていなかった・・・・
「そこまでよ!」
祭壇の入口にヒーローカオスがいた
ヒーローカオス「何か騒がしいと思ったら、やっぱり来たわね!兄さんの手先!」
ツヤロン「や、ヤバイかも・・・。」
ヒーローカオス「とどめよ!ホーリー・・・」
チャドウ「チッ!逃げるぞ。チャオスコントロール!!」
バシュゥゥゥ・・・
ヒーローカオス「ランス!!」
ザシュ ザシュ ザシィィン・・・
しかし、一瞬早くチャドウ達は逃げていた・・・
ヒーローカオス「・・・・もうちょっとだったのに・・・。」
そう言って、上の方見るとそこには、エンジェルストーンが落ちていた
ヒーローカオス「あら?」
ヒーローカオスは、エンジェルストーンを拾い上げた
ヒーローカオス「どうして・・・?あ!あの時落としたのかもしれない。私ってば、超ラッキーじゃない!!」
ヒーローカオスは、エンジェルストーンを元の場所に戻した
ヒーローカオス「(よかった・・)」
ほっと安心したヒーローカオスは、自分の部屋に戻っていった
続く♪