第1話

※注:これはチャオ小説ではありません。

信州、北アルプスを背景に広がる畑。
そのところどころにある新興団地。
その中に、「週刊チャオ」編集長、ホップスターの部屋がある。


「さてと、ログ保存も終わったし、次は・・・っと。」

忙しそうにPCの前でキーボを打ったりマウスをカチカチやってるのが、編集長・ホップスター。

忙しそうで且つ、暇そうでもある。
まあ、本業である高校生のやるべき事をほったらかしなのだから、暇なのであろう。

と、その時。

【???】「お邪魔しま~す。」
【ホップ】「あいよ~・・・って、アンタ等かい。」

乙女四天王。
ホップ中学時代の架空のクラスメートの仲良し女の子4人組である。
強気のリーダー吉原絵里香、
ちょいと曲がった副リーダー倉田奈穂、
ハチャメチャな仲海未知、
物静かでおっちょこちょいの大柳美由。

【ホップ】「・・・・で、何の用?」
【倉田】「別に。暇だから、遊びに来ただけ。」
【ホップ】「それが一番対応に困るんだってば。」
【吉原】「週チャオが復活したんでしょ?1年7ヶ月って長いよね~」
【ホップ】「・・・確かにこの1年7ヶ月は長かった。
      最初はDC版ソニアド2発売での即復活を誓い休刊にしたんだよな・・・
      しかも今はそれを誓ったメンバーすらほとんど残っていない。
      ・・・・・って、アンタ等がホップの小説に登場したのはもっと後だろ。」
【大柳】「いや、絵里香ちゃんは、一般論で1年7ヶ月は長いって言ったんじゃないの?
     そうだよね?」
【吉原】「そそ、別に週チャオに限って話なんかしてないわよ。」
【仲海】「そうだ、やっぱり編集長の部屋には、第1期の資料なんかもあるんでしょ?
     ねえ、見せて!」
【ホップ】「・・・あいにく、ホップは第1期後半からの週チャオ参加なのでほとんどない。
      それでも、かなり集めたがな。まだまだ勉強不足だ。
      特に、第1期前半のものは、メンバーがいないのと、ログがないのとで、皆無に等しい。
      それに・・・・」
【倉田】「それに?」
【ホップ】「下手なコト書くと、残ってる第1期メンバーに釘刺されかねないし。」
【大柳】「それも一種の勉強だと思うよ?」
【ホップ】「・・・要は「やれ」ってぇ事ですかい?」
【吉原】「あたし達は架空の人物、これを書いたのはホップ。アンタがやりたいだけでしょ?」
【倉田】「そしてこの文章は、いわゆる・・・」
【仲海】「こじつけ。」
【ホップ】「・・・はいはい、了解しました。来週からそれなりのものをスタートさせるから。」
【大柳】「あ、そろそろ時間だ。あたし達帰るね。」
【吉原】「それじゃまた~」


【ホップ】「結局何だったんだ・・・・?
      ・・・・嗚呼っ、仕事がまた増えた・・・」


                   続く(?)

この作品について
タイトル
特別企画?編集長の部屋
作者
ホップスター
初回掲載
週刊チャオ第5号