「たなばたのねがいごと」
七夕の季節。
ここ、チャオ幼稚園でも、チャオ達が短冊に願いを書いて、笹に飾っています。
【園長先生】「さて、どんな願いが書いてあるのかな?」
『もっとはやくはしれるようになりたい』
【園長】「おぉ、これはソニチャ君かな。」
『もっとはやくボケれるようになりたい』
【園長】「これは…おぉ、よく端っこで漫才やってるあの子か。」
『パートナーといつも一緒にいれますように』
【園長】「そういえばこの子、最近パートナーが忙しいとか言っておったのう。」
『パートナーがグラールから帰ってきますように』
【園長】「…人を選ぶネタはやめいと言っておるのに…」
『○○高校に絶対合格しますように!』
【園長】「神頼みもいいけど、勉強をしっかりするのじゃぞ。」
『いつまでも仲良くしようね ■■&◇◇』
【園長】「別れた後でこれを見たら何と言うんじゃろうな…」
『ジャ○ーズの△△クンと結婚したい!』
【園長】「こういうの、神社でも見るのう…どこまで本気なんじゃろうか。」
『××と◎◎が別れますように!!』
【園長】「こういうものもあるのか…恐ろしいのう…」
『芸能界で生き残れますように』
【園長】「これは…『来年消えてると思う芸人』第1位のあの芸人のか…無理じゃな。」
『世界制服!!』
【園長】「また大きく出たのう。しかし漢字を間違えておっては…」
『世界中を俺のデザインした制服で埋め尽くす!!これぞ世界制服!!』
【園長】「誤字じゃなかったー!!」
『▼▼たんと結婚したい!』
【園長】「それアニメキャラだから!二次元だから!!」
『1リッターで25kmはしりたい』
【園長】「俺ミラじゃねーし!!」
『本当に走れる気がしてきた』
【園長】「もはや願い事ですらねぇ!!」
『諸君らの愛した○○は死んだ!何故だ!?』
【園長】「坊やだからさ!!」
『あのレアアイテムが出ますように!』
【園長】「作者はちょっと黙ってろ!!」
…さて、ひととおり見回ったあとで、園長先生は一番てっぺんにある大きな短冊を見つけます。
そこには大きな文字で、こう書いてありました。
『チャオゲーの新作が出ますように』
【園長】「・・・切実すぎるわい。」