任務5:チャストのエメラルド

2人が核爆弾発言を聞いて次の日・・・

リーダー:なんだって!? 後5日で核爆弾が爆発する!?
チャスト:正確には4日ですね・・・
チャーズ:だから急がないと地球が消えるかも・・・
リーダー:それで、これを言ったのは誰だ?
チャーズ:「ダークカオス」ってやつです。
リーダー:ダークカオス!?
チャスト:知ってるんですか?
リーダー:お前ら寝ぼけてないよな・・・
チャーズ:?
リーダー:ダークカオスって言うのは1000年以上昔に地上に現れて地球をメチャクチャにしたんだ。 それをみかねたヒーローカオス様がダークカオスを封印した・・・
チャーズ:1000年前!?
リーダー:ま、この話も本当かどうか今だ分かってないみたいだし・・・ 
チャスト:そうだったのか・・・
チャーズ:もしかしたらどこかに現代と昔をつないでいるワープゾーンみたいなところがあったりして!
リーダー:・・・・・
チャーズ:・・・ないよね。
チャスト:それより本当に核爆弾が埋まってるんだとしたらそっちの方が大変ですよ!
リーダー:そうだな。 よし、まずは広い野原のような所を徹底的に調べるぞ!!
2人:ハイ!

こうして核爆弾を探す部隊が作られた・・・

チャスト:私たちはまだ新人ですから入れないそうです。
チャーズ:なんだよ~
チャスト:まあ見つかれば良いんですし・・・
チャーズ:そうだけどさー
チャスト:気長に仕事を待ちましょうよ。

6時間後・・・

:リーダー! 見つかりました!!
リーダー:よくやった! 
:しかし・・・
リーダー:どうした?
:あまりにも巨大過ぎて取り除く事ができません!!
リーダー:何!?
:形は球状です。 円周1キロはあります!
リーダー:そ、そんな・・・

チャーズ:どうしました?
リーダー:核は見つかったが円周1キロもある超巨大で取り除く事ができないらしい・・・
チャスト:そんなに大きなものが埋まっていたんですか!?
チャーズ:こりゃ大変だ!!

:リーダー!
リーダー:どうした!?
:時限装置がついています。 今からちょうど4日目の12時にセットしてあります!!
チャーズ:ピッタリか・・・
リーダー:多分それが爆発したら地球はチリ1つ残らないだろう・・・
チャスト:確かに、埋まっているのはそこだけじゃないようですし・・・
チャーズ:どうしようもないじゃないか!!
リーダー:このまま地球はなくなってしまうのか・・・
チャスト:カオスエメラルド・・・
チャーズ:え?
チャスト:「カオスエメラルド」という宝石があるんです。 7つ揃えると奇跡が起きるといわれているそうです。
リーダー:それに・・・賭けるのか?
チャスト:・・・・ええ。
チャーズ:でもどこにあるかなんて・・・
チャスト:ちょっと待っててください・・・

テクテクテクテク・・・

チャスト:これです。
チャーズ:なんだこの袋・・・
チャスト:あけますよ。

サッ(袋をあけた)

チャーズ:これは!!
リーダー:何故こんな所に!?
チャスト:これはカオスエメラルドの1つです。
チャーズ:なんでチャストが持ってるんだ!?
チャスト:昔、私の祖父が偶然見つけたエメラルドをお守りとして私にくれたんです。
チャーズ:って事はチャストのジイサンはそれがカオスエメラルドだって分からなかったのか・・・
チャスト:ええ、多分大きな宝石としか思ってなかったでしょう・・・
リーダー:それが1つ目って事か。
チャスト:カオスエメラルドは7つが磁石のように引っ張り合う性質があります。 これをレーダー代わりに使えば残りの6つも・・・
リーダー:それはお前たちに任す事にする。
チャーズ:え?
リーダー:今1番信用できるのはお前たちだけだ。 残りの6つを絶対に集めてくると信じている。
チャスト:し、しかし・・・
チャーズ:やります!!
チャスト:チャーズさん・・・
チャーズ:俺たちしかできないんだったらやってみようじゃないか。 世界の運命は俺たちにかかってるんだ!! 俺たち以外に誰がやる!
チャスト:・・・分かりました! 私も行きます!
リーダー:よく言ってくれた。 それでは早速準備だ!!
2人:ハイ!!

こうして世界のためにカオスエメラルドを探す旅に出た2人。
果たして2人は世界を救えるのか!!

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第30号
ページ番号
6 / 7
この作品について
タイトル
スパイ・チャオ
作者
ケイチャオ
初回掲載
週刊チャオ第25号
最終掲載
週刊チャオ第30号
連載期間
約1ヵ月5日