第1章 始まりの詩
そうだ、あの日のせいで
全部狂ったんだ
あの日のせいで
この世界に
あの日のせいで
入ってしまったんだ
あの日のせいで
思い出すと
今でも怖い
空に浮かぶ黒い球体
あれはすべてを飲み込み
葬った
そのせいで
今この地で
探している
元の地を。
ジュン「は!・・・夢か。」
俺はジュン、あの地に生まれた。今は15歳。
ライト「またあの夢を?」
ジュン「そうさまたあの、」