第五弾 ホップスター氏(二度目です)

二度目の今回は、ディープ編の異名を持つ過去が中心のインタビューです。
週刊チャオの歴史をある程度知らないとわからないことも多いかも。


> まずは週チャオ創刊当初についてですが、
> その頃のメンバーはどういった方々だったのでしょう?
そうですねぇ・・・手元に99年2月の資料が残ってるんですけど、最初は10人程度、20代後半のいわゆる「オタク」の人たちが多かったようです。
まぁ、元々「マニアが多い」と言われていたセガのゲームですから、当然な面はあったと思います。
> となると、当然現在より主要年齢層は高かったと思われますが、雰囲気もやはり大分今と違ったのですか?
そうですね、純粋な「チャオのお話」が多かったようです。例え主人公が冒険をしても、「チャオ」という枠から外れてない感じがします。
> 当時と比べれば今は大分「チャオ離れ」した感じなのですね。
ホップはそれが一概に悪い、とは思ってませんけどね。

> では、ホップさんが参加された頃はどのような感じだったのでしょうか?
そうですねぇ・・・人数は減ってましたが、より濃くなってたというか(笑) CCAなんかの仕組みや有名なキャラの設定もほぼ完成した頃でした。
> 丁度、今活動が盛んなキャラたちが登場したあたり、となれば濃くなりますよねぇ(笑)
(いや、当時はそういうのには全く興味無かったんですよ(実話))
(ただ、参加していくうちに、以下省略w)
(今の自分はオタクだと自認してますが、彼らがいなかったらオタクになってなかったと思います)
> では、週チャオに惹かれた理由やきっかけは?
別にタキオンを使いたいだとか、そういう具体的な動機じゃなくって、ただ「コミュニティ」に参加したかっただけだったと思います。
誰でも、目の前で数人が仲良さそうに話してたら、自分も入りたくなりますよね。そんなもんです。何を話しているかは、あんまり関係なかったというか。
> そしてハマってしまったと(笑)
まぁ、そんなところです(笑)

> では、作品の投稿はいつ頃からされていたのですか?
デビューは99年10月だったと思います。当時はDC用キーボードも無かった(コントローラーで打ち込む文字を選ぶ)ので、かなり苦労しました。
> 当時のチャオBユーザーにはDCでネットをしていた方も多かったのですね?
というか、大半がDCオンリーか、DCとPCの併用だったと思います。当時はDCでないと、ソニアド1のHPはBBS以外見れなかったんですよ。(現在は一部見れます)
特に99年夏ぐらいまではほぼ全員がDCだったと思います。でなければ、初期の週チャオのログが残ってるはずですし(笑)
> 初期のログが無かったのにはそういう事情があったとは・・・
いくら「オタク層」が多かったとはいえ、DCでネットを始めた、という人が多かったようです。

> ところで、週チャオの歴史・初期に「停滞期を迎えた」とありますが、その時の「救世主」とは?
今思うと「救世主」ってどうなのよと思いますし第一忘れてるのですが(苦笑)、AHORSEさんとマスターD・Sさんの2人を指してます。・・・恐らく(笑)
チャオB史的に言えば「ライトカオス」と言う方がキレイなんですけどね(笑)
> チャオ生誕一周年、最初の聖誕祭では異様な盛り上がりを見せますが、そのまま事態が改善されていなければそうもいかなかったでしょうね。
そうですね。その後のチャオB・週チャオ史も大きく違ったものになっていたと思います。
> その後休刊への道を辿っていきますが、実際どういった経緯で休刊が決まったのでしょう?
最初は、「何とか活性化できないか」って方向だったらしいんですけど、結局無理→休刊って感じの流れだったようです。
ただ、全員がソニアド2発売後にそのまま復活、という事を想定していたので、割とアッサリ決まったようですね。
> 「復活を堅く誓って」、ですね。  しかし発売後も復活は断念。
当時のメンバー(ホップ含む)にとって、ソニアド2発売後の状況は全てが「想定外」だったんですよね。
結局そのまま断念せざるを得なかった、と。
> そしてゲームキューブの威力発揮(笑)。
> 第二期復活、となるのですね。
あれこそ本当の「想定外」でした(爆笑)

> 復活当初、不安な点はありましたか?
というか、不安しかありませんでした(笑) 何があっても大丈夫なように、「ホップスター個人が勝手に復活させた」として失敗した時は全部背負うつもりでしたし。
> しかし、「ジンクスならぬ爆弾」は今のところ不発のようですね・・・
「週チャオは公共物だったのでジンクスを免れた」という勝手な解釈をしています(笑
> では、第二期最大のピンチを挙げるとすれば。
やっぱり190Pの論争でしょうかね。週チャオ内部の対立も絡んでるので、これを一から説明するのは難しい(苦笑)
> 確かにあれは週チャオに関する議論としては最大でしょうね。

> ところで、PSOに進出していた頃は、矢張り週チャオ本誌の方も活発だったのですか

このページについて
作者
ホップスター
掲載号
週刊チャオ第207号
ページ番号
7 / 11
この作品について
タイトル
週チャオ作家にインタビュー
初回掲載
週刊チャオ第181号
最終掲載
週刊チャオ第220号
連載期間
約9ヵ月1日