第7章 最初の島 55 マッスル編 魔法無し、武術勝負

マッスル「後ろ回り蹴り!!」

アルン「倒れてっ!」

アルンは、マッスルの足を取って、後ろ回り蹴りの勢いも合わせ、すごい速さで投げた。

マッスル「俺に投げは効かない!」

マッスルは受身をして、ダメージ無しだった。

アルン「私は投げがメインなのにぃ・・・・・・・」

マッスル「へへっ・・・・・・俺が有利だな。魔法は使わないのか?」

アルン「チャージしてるから、ブレスレットは魔法に使えないの。」

マッスル「俺にとっては好都合ってわけだ。はあっ!」

マッスルは、アルンの頭上に高く飛んだ。

アルン「な、何?」

マッスル「かかと落しぃ!!!」

アルン「!!」

アルンは避けた。

ドガアアアアアアア!!!

マッスルは、タイルの床をバラバラに砕いた。

その破片が、アルンを襲う。

アルン「きゃあ!」

アルンは目をつむって、倒れそうになった。

マッスル「まだ倒れんなよ。うおおっ!」

マッスルは、倒れそうなアルンを蹴り上げた。

ゴスッ!

アルン「ううっ・・・・・・」

アルンは、空中に舞い上がった。

マッスル「はあっ!」

マッスルはジャンプして、アルンの少し上にいった。

マッスル「はああっ!!!」

マッスルはかかと落しをした。

ドスッ!

アルン「ぐうっ・・・・・」

マッスル「まだだ!空中鬼連弾!(くうちゅうきれんだん)」

ドスッ!ガン!ガスッ!ドガッ!

マッスル「とどめだ!」

マッスルは、渾身の力で腕を振った。

アルン「カオス・コントロール!!」

バシュン!

マッスル「ちっ!はずしたか!」

アルン「これじゃあ、溜まる前に気絶しちゃいそうですよ。これで、10分の1・・・・・・・・」

マッスル「まだまだ、俺の強さはこれからだ!!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
137 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日