第3章 技 1

シャドウ達は避難所に戻りました。すると、草原で遊んでいたチャオ達が、戻ってきました。

チャオ達「良くぞご無事で!」

シャドウ「ああ」

エイリア「すごい戦いばっかりだったよ」

エイリアの友達「ちょっとちょっと、エイリア、来て」

エイリア「何?」

エイリアの友達(どう?ナイツ君に告白できた?)

エイリア(ううん。しなかった。でもね、いっしょに旅できるだけで十分なの。だから、気にしないで。)

エイリアの友達(そう・・・?)

ナイツ「エイリアさん?どうしたの?こっちくれば?」

エイリア「う、うん、分かった!」

エイリアの友達(なるほどね)

シャドウ「!?なんだ、大きい力がくるぞ!」

ぶうううん

???「あなた達が、シャドウさんたちですね。」

シャドウ「あ、ああ」

ウィップ「私は、ウィップ。あのお方の側近です。」

シャドウ「何!?あのお方とは、一体誰なんだ!」

ウィップ「詳しくは教えられませんが、少なくとも今のままでは、あのお方にはおろか、私にすら勝てません。」

マッスル「なんだと!」

シャドウ「やめておけ・・・!確かに、今のままでは勝てん。」

ウィップ「そうですね。と言うことで、チャンスをあげます。」

シャドウ「何!」

ウィップ「この近くに湖がありますよね?」

シャドウ「あ、ああ」

ウィップ「その湖の奥に、海があります。海を渡ると、いろいろな島があります。ここは、チャオ島。次は、双子目島に行ったほうがいいと思います。そこで経験を積んでください」

シャドウ「なぜ僕達にそんな事を教えるんだ?」

ウィップ「そんなのいいの!ぺしぺし!」

ウィップが叩いてきた。

シャドウ「イタイイタイ、やめろ。」

そこらへんにいるチャオ達も叩かれました。

シャドウ「分かった分かった。いいたくないならいいから。」

ウィップ「では、さようなら・・・カオス・コントロール!!」

ぶうううん

エイリア「消えちゃった・・・」

シャドウ「カオス・コントロールか・・・久しぶりに聞いた」

ナイツ「シャドウ知ってるの?」

シャドウ「僕が、封印される前に、使っていた技だ。瞬間移動のな。」

マッスル&ナイツ「へぇ~」

エイリア「じゃあなぜ今は使えないの?」

シャドウ「まだ、力が完全に復活していないんだ。カオススピアという技もあった。僕は必殺技があったから、みんなもあるんじゃないか?」

マッスル「よし!作りまくるぜ!!」

エイリア「私もあるのかな・・・?」

ナイツ「みんなあると思うよ。ぼくもね」

シャドウ「じゃあ、早速だが双子目島に行こう!!」

みんな「おう!!」

チャオ達「もういっちゃうの?」

シャドウ「ああ」

長老「まあ、ちょっと待て。」

シャドウ「何だ?」

長老「シャドウさんの復活した場所を調べたら、こんなリングがあったぞぉ。マッスル。お前には先祖代々の技がある。地震と言う技じゃ。地面を思いっきり叩くのじゃ。ナイツ。お前も技がある。ソニックバードっていうなのな。空高く飛び、相手めがけて高スピード落下するのじゃ。エイリア。お前には、水のある場所でしかできない技がある。ウォーターキャノンじゃ。手を水につけ、吸い込む感じをイメージすると、手から吸い込むのじゃ。それを、相手を狙って打つのじゃ。残念じゃが、ソニック。お主のはしらないのぉ。自分で、作ってくれ」

みんな「分かりました」

シャドウ「じゃあ、行くか!」

みんな「おう!!」

こうして湖まで行きました。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第113号
ページ番号
12 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日