☆★☆週刊チャオ第３２０号（５月１週）【表紙】☆★☆

【チャピル】「説明文と会話文のバランス、というのはよく小説講座などの主題に上げられる事柄ですが、それほど気にするべきことでしょうか。
　　　　　　　自分はこれに、あえて否定的な見解を示します。
　　　　　　　説明文のみ、会話文のみという作品でも成り立つものはあります。
　　　　　　　バランスに最適解がないのは、つまり、これが作家の個性の一つでもあるということです」
【ふうりん】「確かに表紙はほぼ会話のみですけど、普通の小説で成り立つ形式じゃないと思いますよ。
　　　　　　　表紙でさえ、情報が伝え切れていないと感じます。
　　　　　　　これを読んでいる方々の中で、誰が私をノーマルチャオとして、かいろくんをオモチャオとして、
　　　　　　　チャピルさんを何とも形容しがたい人間として、イメージしながら読んでいる人がいますか？」

【チャピル】「状況に合わせた判断は必要です。その点、今の週チャオ作家の方々は、ちゃんと理解されていると思いますよ。
　　　　　　　少なくとも読んでいて、文章が破綻しているような作品はほとんどなくなった。
　　　　　　　かつてのそういったアドバイスは、あくまですごく初心者向けのものなんです。
　　　　　　　ある程度の段階まで達した作家が次に目指すのは、個性の構築に他なりません。
　　　　　　　そこでは既存のノウハウをどれだけ無視したっていいし、逆にいえば、無用なまでに徹底してそれを実践してもいい。
　　　　　　　文章表現にこだわるのも一つの道だし、ストーリーをダイナミックに生み出してもらってもいい。
　　　　　　　初心者にはこんなこといえませんが、少なくとも今の作家には、それを面白い作品にまとめ上げるだけの技量があるはずです。
　　　　　　　へたに抑制するよりも、一人だけ突出している方が面白い」

【ふうりん】「そういう癖のある作品って、受け入れがたいと思う人も、少なくないと思うんですが」
【チャピル】「受け入れられる個性と、受け入れられない個性があることは確かです。
　　　　　　　でも今は小説があふれている時代、個性の一つや二つはすでにウケるための必要条件になりつつあります。
　　　　　　　それなら大衆に受け入れられようと、マイノリティにしか受け入れられまいと、大した問題ではありません。
　　　　　　　ここはあくまで素人の集う場所。ちょっとウケが悪くたって、堂々と発表していればいいんです」

【かいろ】「ともかく色々新しいことを試していって見るといいと思う！！！！失敗は成功の母である！！！！
　　　　　　あなたの個性の発見にヒントを、かいろくんと愉快な仲間たちがお送りしました！！！！ グッドラック！！！！！！！」
【チャピル】（か、勝手にまとめられた・・・）


▼週刊チャオとは▼
チャオBBS内で、自分の考えたチャオに関する小説などを、みんなが書き込むツリーのことです。
週チャオに小説を載せるのには、何の資格も要りません。
また、小説以外にも、詩、俳句、歌など、文学作品なら何でもOKです。

なお作品への感想は上の「感想・伝言ツリー」へお願いします。

▼作者の方へのお願い▼
・1回で完結する作品は『読み切り作品』にレスをして書いてください。
・新たに連載物を始めるときは『新連載作品』にレスをして書いてください。
・現在連載中の作品は『現在連載中作品』にレスをして書いてください。

・読者の人が見やすいよう、短文でいくつもレスを付けて続きを書いていかずに、なるべくひとつの発言の字数制限いっぱいまで利用しましょう。
・2つ以上のレスを使うお話の場合、多段レスをせずに2つ目以降は全て1つ目にレスするようにし、1段になるようにしましょう。
・感想をくれる人のために、なるべくその週に予定しているお話を全て書いてから感想を募集するようにしましょう。

●○週刊チャオのQ&A○●

【私も週刊チャオに小説を書きたいのですがいいですか？】
週刊チャオは誰でもいつでも参加できるツリーです。
参加は自由なので書き込むのに許可や登録はいりません。

【週刊チャオのツリーはいつ立ちますか？】
基本的には毎週土曜日の0時、つまり金曜から土曜になった時です。
ただし来週は記念号なので1日早く、つまり木曜から金曜に変わる時に立てられます。

【小説を書きたいけど、次の発行日まで日にちがあり、まてません。】
週刊チャオは次の号が立つまでの1週間有効です。
月曜が来たらおしまい、ページが変わったらおしまいなんてことはありません。
もし小説が水曜日に完成したら、前の土曜に発行した週刊チャオを利用してみましょう。

【今日途中まで書いたけど疲れちゃった。まだ明日続きを書く予定なんだけど…】
そんな時はタイトルの中に「未完成」や「今週続きあり」などをいれておくのが読者
のみなさんのためにいいでしょう。あまり無理をせず自分のペースで書いていきましょう。

【書いた小説の著作権についてはどうなるの？】
基本的に各作者にありますが、週刊チャオ編集部に限って無断転載ができるものとします。

【週刊チャオの小説家さんや、編集部の人とお話したい！】
この発言の右上の「ホームページ」をクリックして行ける週刊チャオ編集部のサイトに
掲示板があります。ぜひとも一度いらっしゃってください。