お誕生日中のお話

~こんと1~
「ねーねー、この誕生日って、何月の何日チャオ?」
「知らないチャオ。聞いた事無いチャオねぇ。」
「えー?ねぇねぇ、えんちょせんせ、誕生日何日チャオ?」
「?私の誕生日はとうに過ぎたのを忘れました?」
「こら、言葉の手順おかしいチャオよ。」
「はうっ・・・。」
『園長先生の誕生日は、ソニアド2発売日。』

~こんと2~
「よっしゃー、もう盗んで来たチャオ、メ○ルギアソ○ッド!」
「え、相談もせずに行っちゃったチャオか!」
「らくしょーチャオ!半漁人の番人なんてへでもないチャオ!」
「すまないが、半漁人が「○タルギアソリッ○を盗まれた」と言っていたが、もしかしてそれか?」
「げげっ・・・。」
『やはり店長と半漁人は一心同体であった。』

~こんと3~
「ケーキ大食い対決、開始チャオ!」
「がぷがぷ・・・」
「あぷあぷ・・・」
「おぉー、両者手一つ休めず勢いよくケーキをほおばるチャオ!」
「うっ!?」
「がっ!?」
「おおっと!?両者急にほっぺに手を当てた!これはどゆ事チャオかせんせ?」
「ふむ・・・両者、歯を見せてくれますか?」
「ええっ、何でチャオ?口の中なんでもないチャオ・・・。」
「そうチャオ、間違っても決して虫歯なんてしてないチャオ。」
「両者虫歯により、この勝負引き分けです!さぁ、保健室に行きましょう。」
「うわぁ、嫌チャオ嫌チャオ!歯が更に恐ろしい事になってしまうチャオー!」
「いやぁー、誰か助けてチャオー!!!・・・・・・・・・・」
『大食い対決、木の実にでもすればいいのに・・・。』

~こんと4~
「いやぁ、それがですねぇ、あの人失恋して2年なのにまだくよくよしてるんですよぉ。」
「何とまぁ、悲劇的ですなぁ、あっはっはっはっは!」
「えんちょせんせに保険のせんせ、何飲んでるチャオ?」
「うん、これですか?お酒っていうんですよ。とっても美味しいですよ。」
「わー、僕も飲ませてチャオ!」
「よーし、行きましょうか!」

十分後

「それは違うチャオ!あいつ、チャオカラテで負けただけだったチャオ!それであんなヒゲキテキコウイを起こしてしまたチャオ!」
「なんと!それは大変だなぁ!」
「心の修行がなっとりませんなぁ。」
『お前達、せいぜい6才が限界やろ・・・。』

~こんと5~
「星がきれーチャオ。流れ星とか無いチャオ?」
きらーん
「あ、あっちにあったチャオよ!」
きらーん
「おお、あっちも!」
きらーんきらーんきらーん
「二十歳になりたいチャオ二十歳になりたいチャオなりたいチャオ・・・」
「チャオガーデン広くしたいチャオしたいチャオ・・・」
「シ○バー来てチャオ来てチャオ・・・」
「鉄砲打ちたいチャオ・・・」
『ろくな願いがねぇな、おい。』

『かくして、お誕生日の平和な世界の中には、こんな大戦争も繰り広げられていました。』

「・・・で、これが何?」
さぁ?

この作品について
タイトル
お誕生日中のお話
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第242号