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ここはヒーローガーデン
チャオ達が今日も楽しく遊んでいます。
おやおや?
木馬の近くでけんかをしているチャオがいます。
ちょっと見てみましょう。
「これはぼくが最初に乗ろうとした木馬ちゃお!」
白い色をした子どもチャオが言います。
すると今度はピュアチャオが言いかえします。
「きみはさっきからずっと乗っててずるいちゃお」
「なにいってるちゃお 早いもんがちちゃお」
「ロッカクも乗りたいちゃお」
ピュアチャオの名前はロッカクと言うようです。
「ひとりじめはいけないちゃお」
そう言ってロッカクは木馬に乗ります。
「あーずるいちゃお」
そう言って白いチャオも木馬に乗ろうとします。
「ダメちゃお こわれるちゃお」
ピキッ
「わああああ」
2匹は叫びます。
パッコーン
あんのじょう、木馬はまっぷたつに割れてしまいました。
ぼくのだいすきなヒーローガーデン
木馬があったヒーローガーデン
あんなに大事にしてたのに
ひびが一本はいっちゃった
どーしよう どーしよう
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャチャチャ
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャ
ぼくのだいすきなヒーローガーデン
木馬があったヒーローガーデン
あんなに大事にしてたのに
ひびがいっぱいはいっちゃった
どーしよう どーしよう
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャチャチャ
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャ
ぼくのだいすきなヒーローガーデン
木馬がったヒーローガーデン
あんなに大事にしてたのに
まっぷたつになって割れちゃった
どーしよう どーしよう
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャチャチャ
オ パラパラチャーオ パラパラチャーオ
チャオチャオ チャ
「どうするちゃお?」
2匹は顔を見合わせます。
「やっぱりあとから乗ってきたカラアゲが悪いちゃお」
「ちがうちゃお 勝手に木馬をとったロッカクが悪いちゃお」
でも、木馬がこわれたことにはかわりありません。
「ソニックが来たらきっと怒るちゃおねえ」
「その前にガーデンのみんなに怒られるちゃお」
2匹は必死に考えます。
「ヒーローレースに出たらどうちゃお?」
「ダメちゃお 僕達はまだレベル4に出られないちゃお」
「うーん」
二人はますます考えこみます。
「わからないことがあったらチャオはかせに訊くのがいいちゃお」
ロッカクがアイディアを出します。
「あの「実は子どもチャオ」とか「給料が低い」とか言われてるちゃおはかせに訊くちゃお?」
「そういわれるとなんか訊きたくなくなるちゃおねえ」
「うん、悪い噂ばっかり並べたてたちゃお」
この文を見てちゃおはかせを嫌いになってはいけません。
あくまで噂ですから。☆う☆わ☆さ☆
二匹はますますますます考えなくてはいけません。
二匹の頭の中で検索が動き出します。
メモリを限界まで使い込み、なるべく早く情報をあさります。
ハードディスクがガリガリいいます。
脳内の情報では解決できないと思った二匹はインターネットエクスプローラを起動し、
検索サイトchahooを使って検索を開始します。
カラアゲはチャーグルを使います。
2匹の目がときどき¥になったり$になったりします。
何調べてんだこいつらは
そしてロッカクの目がハートになり体の中をハート型の赤血球がぐるぐる回り出したとき、
カラアゲのポヨがびっくりマーク(エクスクラメーションマーク)になっちゃいました。
「これちゃお!!」
カラアゲは急いでロッカクをゆすります。
しかしロッカクの頭の中は別のことでいっぱいです。
しょうがなくカラアゲはロッカクのしっぽを引っ張ります。
しっぽはスイッチになっているのです。(ドラえもんもしっぽがスイッチです。)
もう一度しっぽを引っ張るとキュイーンと音がしてディスプレイにウィンドウズのロゴがうつしだされます。
そのご何事もなかったかのようにロッカクは起動しました。
(ウィンドウズをスイッチ押してきらないほうがいいですよ
それと新しいのはコンセント引っこ抜いてもきれないらしいですね
困ったときにはコンセント引っこ抜いてたのに(え)
さて、カラアゲの思いついた方法とはなんでしょう
「やっぱおもちゃおに訊くのがいいちゃお」
ロッカクは反対します。
「あの「怖い顔にしようとしてるけどぜんぜん怖くないよね」とか言われてるおもちゃお?」
カラアゲは無視してヒーローガーデンを出て行きます。
「ちょっと待ってちゃお~」
ロッカクも追いかけていきました。