第3章
チャビ 「どうしたら、出れるんだろ」
ファズ 「警察チャオに聞こう」
警察チャオ「おまえたちが、王子を救ったらな」
ファズ 「なんで聞こえるの、あぁ、分かった。
耳が大きいんだ」
バシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
チャビ 「ファズ」
ファズ 「つ、つい」
警察チャオ「この町は、王子がいたんだ
だけど、おまえらを見つけた昨日、王子がいなくなった
だから、おまえを捕まえた」
チャビ 「警察チャオさん。おかしなことなんですが、
実は、ぼくたち、学校の木がおかしいなと思って、中に入ると、ここに来たんです」
警察チャオ「学校ってなんだ」
チャビ 「えっ、学校知らないの。
だったらまさか、オレたち過去に来ちゃったんだ」
ファズ 「そうみたい」
警察チャオ「きみたちが、やったんじゃないみたいだね」
チャビ 「そうなんです」
チャミダマル「警察チャオ、ひっかかんな。
過去に来たってうそにきまってるだろ」
チャビ 「チャミダマル」
ルイス 「だまそうとしてるかもね」
ファズ 「ルイス」
警察チャオ「そうかな」
チャビ 「ちょっと待った」
ファズ 「ぼくらが、王子を救ったらいいだろ」
警察チャオ「そうだな」
ルイス 「行くなら、わたしがついていくわ」
チャビ 「なんでだよ」
ルイス 「あんたが、やったんだったら、すぐ見つけられるでしょ」
チャビ 「ルイス」
ルイス 「ということで、わたしがついていく」
チャミダマル「オレは、いかねぇ
さっさと行ってこい」
そして、
チャビ 「ルイスなんかいらねぇのにな」
ファズ 「そうだよね」
ルイス 「なんか言った」
チャビ 「言ってねぇよ」
ルイス 「あっそう」
チャビ 「うんそう、って言わせんな」
ルイス 「キャーーひっかかった」
チャビ 「まったく、こいつは」
つづく