1話
ズザザザザザ!!
「うう・・・」
この戦いの後、病院へ搬送された
「あ、目を覚ましたチャオ!」
「ん?誰だ?」
「私チャオ」
「え?わからないよ?」
「記憶喪失チャオね・・・」
「キオクソウシツ?」
「ええ、覚えていることがいくつか・・・また、全て消える障害チャオ」
おれはどうやら記憶が無いみたいだ・・・
「ありがとうございました。もういきます、大丈夫ですから」
「お大事にチャオ」
俺の名前がわからない、勝手に決めてしまおうか・・・
「ぉ-ぃ」
何か聞こえる・・・行ってみよう
しばらく歩くと町が見えた
「おーい、誰か魔王を倒してくれるものはいないチャオかー?」
「魔王退治か・・・記憶を取り戻すのにはいいかな?」
「誰かー、私の娘を取り返してくれチャオー」
「俺がその依頼受けようではないか」
「よろしくお願いします」
まず旅に行くための準備だ武器屋へ行くことにした
鎧の跡があるが何がなんだか分からない
しかも金が無い・・・
「まあ装備無しで行ってみるか」
もらった地図によると森に行くようだ
ガサガサ・・・
「敵か?」
ガサガサガサ・・・!
「近い!」
バッ!
「うわっ!」
「きみ、装備ないと危ないチャオ。ほら、お金チャオ、これで買い足せばいいチャオ」
不思議な力を感じるチャオがいる
「え?お前は誰だ?」
「ぼくは、ツトムっていうチャオ、一緒に冒険行くチャオ、同じ仲間チャオから」
「どういう事だ?」
「僕も、魔王退治を受けたチャオ」
「そういうことか」
そして、武器屋へ来た
「エメラルドの鎧、ルビーの剣、サファイヤの盾を一つずつください」
「かしこまったチャオ」
「よし、出かけるぞ」
「行くチャオ!」
まだ、旅の先はわからない
「森の奥の奥の城へ行けばいいチャオ」
「ところでお前の服なんなんだ?」
「魔道師チャオ、きみの名前は何チャオ?」
そういえば名前忘れてる・・・適当に言えばいいや
「ツカサだ」
「ツカサ君、よろしくチャオ」
「ああ」
確かに何か覚えている・・・しかしそれが分からない・・・
険しい山道にさしかかり、2人はだいぶ疲れていた
モンスターたちとたくさんの戦いをした後城が見えた
「付いたチャオ」
「ここか、城ってやつは」
この城、見たことあるのではないか?
しかし、そんなこと考えてはいられない
門を開けて入っていく・・・
「何か温かい物を感じる・・・」
「ツカサ君何か行ったチャオ?」
「いや、何も」
奥へ行くと7匹のチャオがいる
「ようこそ、私たちは記憶が無いチャオ」
「どうしてだ?」
「分からないチャオ、でも『呪文』を唱えてこの門を開けることが出来ると聞いたことがあるチャオ」
「今すぐあけてくれ、早く!」
「出来無いチャオ」
「なぜだ?」
「私たちに記憶のかけらをください。そうすれば呪文も思い出すチャオ」
「分かった、何がいる?」
「ルビー、サファイヤ、エメラルド、ダイヤモンド、パール、割れない泡、不思議な炎、です、これをください。では、お気をつけて・・・」
「分かった。ツトム、行くぞ!!」
「うん!」
「あと、俺の装備に3つかけらがあるが?だめか?」
「はい、『そのままの形』で渡してください」
「分かったなら行こう、宝を探しに!」