最終回・後編
ドロッパ「はぁ・・・・・、はぁ・・・」
ドロッパ「ウオオオォォッ!」
何かの煙が、ドロッパの身体から離れていった。
「フン、コイツもゴミ・・・か」
ジュエチャ「誰だ!お前は!?」
「誰だろうな。」
ジュエチャ「ならば、何故ドロッパの身体に居たんだ」
「コイツは使えると思ったんだがな・・・ダメだったようだな」
「消えろ。そして、俺がこの世界を支配する」
ジュエチャ「それは無理だな。何故なら、俺がお前を・・」
ジュエチャ「殺すからだ」
「やってみせろ」
ジュエチャ「いいだろう。・・・・・マインド・ブラスト!」
煙の周りの壁は崩れ始めたが、煙には変化が無かった。
「これで終わりか?まだまだ死なんぞ」
「ウオッ?」
突然、煙が揺れ始め、消えていった。
ジュエチャ「風を起こすと消えるんだよな・・・・煙は」
ジュエチャ「これで・・・・終わりか・・・」
バタッ
ジュエチャ「う・・・・うん?」
チャオラン「目、覚ました?」
ドロッパ「ク・・・」
ジュエチャ「生きてたか。ドロッパ」
ドロッパ「ああ、辛うじてな」
ヒスイ「一部始終は聞かせてもらったよ。ドロッパからな」
ジュエチャ「そうか・・・・ん?」
ジュエチャの目先には、ガルドとホロナが立っていた。
ガルド「何か知らんが、気付いたら・・・な」
ホロナ「私もだ。」
ジュエチャ「で、ミストはどうして?」
ドロッパ「アイツは元々霧に近かったからな」
ジュエチャ「これからどうする」
チャオラン「別々に暮す・・とか」
ジュエチャ「じゃあ、俺はガルドとホロナと一緒に暮らそう」
ガルド「まぁ・・・いいだろう」
ヒスイ「俺も邪魔していいかな?ジュエチャ」
ジュエチャ「いいんじゃないか?」
ヒスイ「ワープするぞ!」
ヒスイ「まずは、チャオリンの家からだ」
シュッ
完