第57章「氷~後編」

おお、寒ぃ。)意味不名
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

無口なチャオの物語第57章「氷~後編」

ジュエチャが氷ってから、すでに1ヶ月がたとうとしていた。
チャオランは、毎日ジュエチャを見に行ってきた。

チャオランは、ジュエチャを見ながら言った。
チャオラン「何か・・・方法は無いかしら・・・・」
チャオラン「あ、そろそろ戻らなきゃ!」

チャオラン達は、しばらく搭で暮らしていた。

チャオラン「ただいま~・・・」
チャオリン「あ、チャオラン!ジュエチャを助け出す方法が見つかったのよ!」
チャオラン「本当!?どうやるの!?」
チャオリン「それは、ヒスイに聞いてみて・・・」
チャオリンは何故か悲しい顔をしていた。

コンコン

チャオラン「ヒスイ~入るわよ~?」

ガチャッ

ヒスイ「ああ、チャオランか、さっさとジュエチャを助けるぞ」
チャオラン「え、ええ・・・・・」

外にて。

チャオラン「ど、どう助けるの?インフェルノ?」
ヒスイ「動揺するな、それより・・・誰が代わりになるかを決める」
ヒスイ「そのワケはだな、俺達全員で、あの氷を溶かす、そして、その中の一人がジュエチャを助け出す。その時誰かがジュエチャの代わりになる」
ヒスイ「以上だ」


チャオラン「ちょっと待ってよ!その誰かってどう決めるのよ!?決めたって、誰か一人と別れなくちゃいけないのよ!?」
ヒスイ「冷静になれ、チャオラン。ジュエチャがこの状況下の中でどう思うと思う?」
チャオラン「・・・・・・・」
ヒスイ「さて、その代わりだが」


ヒスイ「この中で、一番弱い奴が代わりになる、いいな?」
その言葉に、誰もがうなずいた。

ヒスイ「二人一組で戦って、その中でまた戦う。この方法だ」

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第49号
ページ番号
60 / 69
この作品について
タイトル
無口なチャオの冒険
作者
めんちかぶ~ら(めんちか)
初回掲載
2002年10月13日
最終掲載
週刊チャオ第51号
連載期間
約4ヵ月13日