プロロ~グ
なんだ?なんでオレはこんなとこにいるんだ?
見たことない景色がひろがっている。でもなつかしい・・・
辺りを見回すと向こうから何か近づいてくる。あれは・・?
「起きろ!!」
「うわ!!」
あわてて目を覚ますといつもの丘からの風景が目の前にひろがっていた。
夢か・・「ま~た、久々に会ったのに寝てばっかなんだからエッジは」
エッジ「うるさいな、レポート書いて徹夜でこの村まできたんだ
レイナみたいに暇じゃないんだよ」
まだ眠そうに目をこすってあくびしてるのはエッジ、そしてエッジの前に立っているリボンをつけてるチャオはレイナ。
レイナ「ところでなんで帰ってきたの?魔具師やめちゃったの?」
エッジ「んなわけあるか。魔具師の仕事で来たんだよ」
魔具師とは心の奥底の声で魔力をかよわした武器、防具などを作りだす者の事。魔具師によってつくられた物はこの世界に無いもので作られてるため、異界の扉を開く鍵ともいわれてる。
レイナ「こんな田舎の村に何の仕事?」
エッジ「あぁそれは・・「つい最近発見された遺跡の探索だ」
エッジの後ろにいつのまにか立ってたこのチャオはリョウ。
リョウもエッジと同じ魔具師だ。
エッジ、レイナ、リョウはこの村で育った仲良し三人組だったが
魔具師の仕事で村をでていた。
リョウ「はやくこないと遺跡探索できないぞ。まぁ仲良くしゃべっていたいんならいいけどな。一人でいくから」
エッジ「わかったよ」
リョウ「急げよ、時間ないから」
続く