2話 旅の邪魔者。

クーゴは始まりの町・ビギンタウンから風を倒すために、旅にでました。

クーゴ「ビギンタウンは大きいからな。この町を出るのもやっとだぜ!!」

しかし、クーゴはまだ町にはでれない事になってしまうのである。

ヒュゥゥッゥウウウーーーーーーーーー、ヒュゥゥゥゥウウウウーーーー!!

クーゴ「風が吹き荒れている・・・・・。まさまか!またビギンタウンに風が・・・・・!!」

???「そのとおりだ。俺っちの風をあやつる能力は最強だぜ!」

クーゴの前に風に乗った、一匹のチャオが現れた。

クーゴ「お前はだれだ!?」

???「俺っちは風を操る、チャオ・・・・・サイクロン様だ!」

クーゴ「サイクロン・・・・・お前が昔・・・・・俺の仲間を殺したのか・・・・・?」

サイクロン「俺っちは何匹も殺したからね~!そんなの覚えてないよ・・・・・?」

クーゴ「ふざけるな!絶対お前が俺の仲間を・・・・・とりゃぁぁぁぁああ!!!」

サイクロン「おっ!すでで攻撃ですか?俺っちは風で攻撃だーーー!」

ビュゥゥゥウウウウウウーーーーーーーーーー!

クーゴ「うっうわぁ!!!!!」

クーゴは風の勢いで飛ばされる。

サイクロン「どうだ!どうだ!俺っちの風はーーーー!強いだっろ?_強いだっろ?」

クーゴ「がっがぁあ・・・・・風なんかに負けてたまるかーーーーーーーー!!ふんふんふんふん!!」

サイクロン「風にさからいながらこっちに来たね。お前面白いヤツ!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・死ね。」

ビュゥゥゥゥウウウウウーーーーーーーーーー!!

クーゴ「またさっきの風かよ!!うわぁぁぁっぁあああ!!」

クーゴはまた後ろに飛ばされる。

サイクロン「あきらめろ!俺っちの風を止めたヤツは一人もいない!!」

クーゴ「いいや!あきらめてたまるか!あきらめるもんか!お前なんか弱いんだーーーーーーーー!!」

サイクロン「まだ言うか・・・・・。しかたない!俺っちの風の恐ろしさを教えてやる!!」

サイクロンの頭上に大きな風のかたまりが見えた。

クーゴ「何をするんだ?」

サイクロン「5年前。町を破壊しに来た時、使った技さ。魔旋風!」

ビャァァッァァアアアアアアアアア!!

ビュアァァァァァァァァアアアアアアアア!!!!

クーゴ「なっ何て風の力だ・・・・・。町が吹き飛んでしまう。」

クーゴは地面にへばりついている。

サイクロン「さあ!町破壊開始だーーーーーーー!!」

ビュアァァァァアアアアーーーーーー!!

バキッゴドンッバババッドンドンッバンバンゴォォオオオン!

いろいろな町の屋根が吹き飛んでいく。そして家のなかにいたチャオも、ドンドン吹っ飛んでいった。

クーゴ「やっやめろぉぉぉぉっぉおおおおお!」

サイクロン「いやだね。俺っちは下僕なチャオ達に復讐をするんだ。俺っちを地獄に落とした、最低なチャオ達をさ!」

クーゴ「そっそんな・・・・・・・・・・・・5年前の町に戻るのか・・・・・・・・・・、」

サイクロン「そうだよ!!俺っちは世界を破壊している!!やって当たり前さ!!」

クーゴ「お前の好き勝手にはさせないぞ!!」

クーゴは立ち上がる。

サイクロン「よくこの風の中、たっていられるな。こうなったらお前は風の圧力でたおすか・・・・・。」

クーゴ「やってみろ!俺は絶対やられない!!」

サイクロン「ならこれを食らえ!!これでお前の命はさようならだーーーーーーーーー!!」

サイクロンが使う、圧力の風とは・・・・・?

この作品について
タイトル
風の封印物語
作者
ハトムギ(漆黒)
初回掲載
週刊チャオ第131号