第七十六話 赤VSマイト&ロイン 嫌いな言葉

不死身という言葉を聞いて、怒るマイト、

ロイン「だから言ったじゃろ、」

赤「あーらら、きれちゃったよ、」

マイト「俺の拳が・・・・・不死身という言葉を打ち消す!!!!」

ロイン「いけ!!マイト!!!」

赤「俺と拳で勝負ってか、なるほど!上等だ!!!」

マイト「海鉄拳!!!!」

赤「紅鉄拳!!!」

気迫がマイトの方が強く、赤のこぶしは負けた。

赤「ぬわっ!!強い・・・!!!」

赤の拳がふるえた。

赤「やってくれるねぇ、なかなか硬かったよ、」

マイト「海のような・・・・・・気迫を流す!!!海鉄拳!!!」

赤「ぐわっ!!!ゴフッ!!!ウギャッ!!!」

ロイン「あの気迫、わしの龍鉄拳をこすくらいの強さじゃ。」

赤「フゥーーー・・・・・・・だが、不死身の俺にはなんともねぇんだな、ガハハハハ!!!!」

マイト「不死身って言うなああああああ!!!!!!!海鉄拳!!!」

ゴスッ!!!

赤「いてっ・・・・・・でも、痛みだけでなんともない。俺は、不死身!!!!不死身なんだ!!!不死身不死身不死身不死身!!!!」

ロイン「うわっ・・・・・あれはいやがらせじゃ・・・・・」

マイト「ウガアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

赤「ギャーーハハハハハ!!!!!!」

マイト「波鉄拳!!!!!」

マイトの拳が波のように向かってきて、強い波のようにたたいた。

赤「ぐわぁっ!!!!!」

マイト「どうだ、今一番の気迫だ・・・・・」

赤「なんともない。俺は、不・死・身・だから!!!!!」

マイト「不死身なんて奴がいるんなら・・・・・・この世は終わってるはずだああああああ!!!!!!!!!」

赤「もう終わってるんだよ、この世は、」

マイト「嘘だ!!!!終わってるんなら俺たち勇者なんていない!!!まだ、・・・・・まだ・・・・・・光りがあるから・・・・・・勇者がいるんだ・・・・・・・この世は・・・この世は・・・・・」

マイトは震えている。

マイト「終わっていない!!!!!!!!!」

マイトの言葉が、波鉄拳よりも気迫があった。

マイト「不死身がいないから・・・・・命をかけてがんばってるんだああああああああ!!!!!!!!」

カッ!!!!

マイトの胸が光った。

ロイン「おぉ・・・・・・・マイトが本気で命をかけようとして・・・・・・今・・・・・・魔石が芽生えたんじゃ・・・・・・」

赤「なにっ!?魔石・・・・・・!?」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
86 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日