☆海上の冒険スペシャル1★(第九章)卵から・・・

空から謎の卵がふってきた。

マイト「な、なんだ?ウェーブチャオとの戦いで疲れてるってのに、」

キン「わろうよー!この卵、悪い卵じゃなさそうだし、」

ギン「なーんてこと言って、食いしん坊のお前なら、食べようとするくせに!」

キン「ギクッ!!」

マイト「食うなよ!これはチャオの卵だ、」

ギン「それじゃーこの卵から産まれてきたチャオを仲間にしよーよ!」

マイト「お!ナイスアイディーア!!」

キン「俺が割るー!!アクアシューズなら下のほう刃物だし、」

ギン「あ!そうか!!」

キン「行くよ~~!!はいぱーめがとんばくはつうるとらかめんらいだあぁぁぁぁぁ」

マイト「長い。」

キン「かめんらいだあああああああああチョォォォップ!!!」

キンはおもいきりかかと落としをした。

バッキィィィィーーーーン!!

???「ぐわぁぁぁぁぁーーーー!!」

中から白ひげのチャオが出てきた。

キン「どーしたの?」

???「おまえのかかと落としが中まで入ってきたんじゃぁぁぁ!!」

マイト「お、お前誰なんだよ!!」

???「わしはジャロブ。お前たちは、マイト、キン、ギンだな、」

ギン「なんで僕達の名前を!!?」

ジャロブ「長くなるが、いいか?」

マイト「長いんならいいや、」

キン「長いのきらい!」

ギン「言わなくていいよ、別に、」

ジャロブ「そ、そんなこと言わずにぃ!」

マイト「しょうがねぇな、」

キン「手短にね、」

ジャロブ「天国で話は聞いとる。チャージが教えてくれた。わしはずっと昔のチャージの弟子じゃ。」

キン、ギン「エェッ!!?」

ジャロブ「最後まで聞いとくれ。チャージはわしより年下だった。だが、チャージはチャオの使えるチャオアイテムを発明したのじゃ、わしはすぐに弟子になり、わしもチャオアイテムを自分で発明する事ができた。だが、わしも年で、チャージより早く寿命を迎えた。チャージはそれでもチャオアイテムを作っていたらしい、悲しみながら、・・・」

キン「で、でも僕たちが産まれた時、チャオアイテムなんかチャージさまは作っていなかったよ!!」

ジャロブ「秘密にしていたんじゃよ、危なくないように、しかも、キン、ギンのせわもしなきゃいけないとのことで作れなくなったんじゃ、」

ギン「ぼ、僕達のせいなんだ・・・・」

ジャロブ「いや、チャージはこれ以上ないように喜んでいた。一人になった今、とても嬉しかったのだろう。」

マイト「お、おい!お前は死んでいたんだろ!?なぜこんなにくわしく、・・・」

ジャロブ「天国で全て聞いた。天国にいたチャージは、わしをよみがえられるようにした。わしは、チャージがよみがえってくれ、と言ったんじゃが、私はまた狙われる。と言ってわしをよみがえらせてくれた。」

キン、ギン「・・・・・・・・・・・」

ジャロブ「わしはいっしょに旅に出る事はできんが、研究所でチャオアイテムを作っている。できたら送るからな、わしにはそれしかできんのぅ、」

マイト「あぁ!ありがとう!ジャロブ!!」

ジャロブ「これをやる。チャオアイテム、チャージターボじゃ、アクアシューズにつけろ、チャージすればするほど、よくダッシュができる。」

マイト「ははっ!チャージだけにチャージターボ!大切にするぜ!」

そしてジャロブは手をふりながらアクアシューズで去っていった。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第113号
ページ番号
9 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日