プロローグ

雨の日、カップルにでも間違われそうなお揃いの白い帽子を被った男女が、人が少なくなってきた少々暗い道を歩く。
この男女の運がよければ、こんな事件が起こらなかっただろう・・・。




カズマ「・・・は~ぁ。疲れた。」

ヒカル「それはこっちの台詞!」

カズマ「なんだよ。僕も同じだよ!大体なんなんだよもー!」

ヒカル「なんで私達がカップルって言われなきゃなんないの!?」

カズマ「同じ思(もごっ)」

ヒカル「口封じ!」

カズマ「あ、同じ思考だから言う事分かるよね。」

ヒカル「それを言うなー!」

カズマ「はいは・・・てあれ?」

ヒカル「どうしたの?」

カズマ「あそこにチャオが2匹・・・。」




指差した先には、ニュートラルハシリ・ハシリ二次進化、ヒーローヒコウ・ヒコウ二次進化、その2匹のチャオがいる。
この2匹を見つけなければ、事件は起こらなかった・・・。




カズマ「あ、逃げた!!」



TO BE NEXT

このページについて
掲載号
週刊チャオ第206号
ページ番号
1 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日