ラストストーリー最終話未来、新しい光
ここは、うってかわって現在から500年ほど
未来の世界。
あの戦いのあと、チャオの国は200年ほど続いたが、
崩壊し、チャオも絶滅したと言われていた。
が、最近チャオの生き残りが見つかり、
研究も進んでチャオのいない家は無いと
言われるほどであった。
ここは、チャオを育てているごく普通の少年、タク(8歳、仮名)
タクのチャオは、ルビー色のチャオ、ライズだった。
タク「それにしてもライズ、お前って不思議だよな」
ライズ「チャオ?」
この時代、チャオは言葉と技が退化して、
言葉はチャオとしか言えなくなり、技も使えなくなっていた。
けれども技は、時折先祖がえりして、技を使うチャオが出てくる。
タクのライズは、まさにそんなチャオだった。
タク「前に、ジュエルチャオの歴史を読んだんだ。
そしたら、ルビーっていうチャオが、
お前にすっごく似てるんだよ!」
ライズ「チャオ?チャオ?」
タク「もしかしたら、お前、ルビーの生まれ変わりかも
しれないぞ!!・・・ん?」
タクの携帯ラジオがなっている。
『今日午後、○丁目○番区のアメジストチャオが、
何者かに襲われ、犯人とともに○区へ移動中・・・』
タク「おい!このアメチャって・・・ライズの彼女だよ!!」
ライズ「チャオ!?」
タク「よし、ライズ!準備はいいか?」
ライズ「チャオ!!!」