ラストストーリー最終話未来、新しい光

ここは、うってかわって現在から500年ほど
未来の世界。
あの戦いのあと、チャオの国は200年ほど続いたが、
崩壊し、チャオも絶滅したと言われていた。
が、最近チャオの生き残りが見つかり、
研究も進んでチャオのいない家は無いと
言われるほどであった。

ここは、チャオを育てているごく普通の少年、タク(8歳、仮名)
タクのチャオは、ルビー色のチャオ、ライズだった。

タク「それにしてもライズ、お前って不思議だよな」

ライズ「チャオ?」

この時代、チャオは言葉と技が退化して、
言葉はチャオとしか言えなくなり、技も使えなくなっていた。
けれども技は、時折先祖がえりして、技を使うチャオが出てくる。
タクのライズは、まさにそんなチャオだった。

タク「前に、ジュエルチャオの歴史を読んだんだ。
   そしたら、ルビーっていうチャオが、
   お前にすっごく似てるんだよ!」

ライズ「チャオ?チャオ?」

タク「もしかしたら、お前、ルビーの生まれ変わりかも
   しれないぞ!!・・・ん?」

タクの携帯ラジオがなっている。

『今日午後、○丁目○番区のアメジストチャオが、
 何者かに襲われ、犯人とともに○区へ移動中・・・』

タク「おい!このアメチャって・・・ライズの彼女だよ!!」

ライズ「チャオ!?」

タク「よし、ライズ!準備はいいか?」

ライズ「チャオ!!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第117号
ページ番号
36 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日