外伝チククの小さな冒険前編
チククはその日、草原を歩いていた。
なぜ歩いているのか分からなかった。
でも、前にもこんな事があった。
そんな気持ちで歩いていた。
チクク「なんかここ、きた事あるような気がする・・・」
???「あっ!!チクク?おーい!!」
チクク「テパル!?」
チククが遭ったチャオは、幼なじみの♀チャオ、
テパルだった。
テパル「久しぶり!元気だった?」
チクク「うん元気。テパルは?まだ一人暮らし?」
テパル「うん・・・」
子供の頃、大ババ様(二章参照)に拾われたチククと
違い、テパルは生まれた時からずっと一人だった。
テパル「ねえチクク、ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
チクク「なに?」
テパル「あのね、この外に怪物がいて、
他の通るチャオを食べていくの。
チククの吹き矢と、私の魔法を合わせれば、
退治できると思うんだけど・・・」
チクク「分かった!行こう!!」