育成は大変チャオ~
ここはチャオ(ノーマル)ガーデン。
今日もポカポカいい天気。そんなある日の小さな出来事…
一匹のチャオが無事大人になり、マユから出て来ました。
「は~やっと大人になれたチャオ~。みんなの中で僕が一番チャオ♪」
「他のみんなは、まだかわいいチャオね~」
ちょっと自慢気にまわりを見回すチャオ君。と、その時…
『ピョコピョコピョコ……ピト!スリスリスリ………』
なんと、他のチャオたちが、彼にすりよって来ちゃいました!
「な!何チャオ~?!何だか僕になついてるチャオ~~…」
「どうしちゃったチャオ??っていうか僕はどうなってるチャオ???」
急いで水面にうつる自分の姿を見てみると……
「!!!…??!」「ぼ、ぼ、僕、ソニックみたいになってるチャオ~~!?」
そう、彼はソニックチャオに成長していたのです!
ビックリしたのも束の間、彼にある考えが浮かびました。
「ソニックも来なそうだし、僕がみんなの世話をするチャオ!!」
さあ早速、世話に目覚めたソニチャ君のお仕事開始です。
「まず最初は……木の実をあげるチャオ!さて、ソニックがやってたみたいに……」
『ユッサユッサ…ユッサユッサユッサ……………シ――ン……』
「ハァハァ…落ちないチャオ~~。力が足りないチャオね~~」
「えーっと、気を取り直して…カオスドライブをあげてみるチャオ!」
ちょうど余っていた、緑のカオスドライブを手に取るソニチャ君…
「ヨイショ!ヨイショッ!ふ~。持って歩くと、結構重いチャオね…ヨイショ……」
あれ?何だか、ソニチャ君の様子が変ですよ…
「ん~カオスドライブ美味しそうチャオー。ちょっと味見チャオ……」
あ゙ーー!ソニチャ君ダメダメーー!
『ゴクゴクゴク……』「ぷはーーーっ!美味しかったチャオ♪……あ゙…無くなったチャオ……」
『えーーん、え~~~ん!』そんな事をしてるうちに、みんなが泣き出してしまいました。
「よし!今度こそちゃんとするチャオ!!でも何しようチャオか~??」
そんな事を考えている所に……
ソニック:「みんな、なかなか来れなくてゴメンナ~!」
ソニック登場!
「あっ!ソニックだ♪ワ~イワ~~~イ!!!」誰よりはやく駆け寄るソニチャ君。
ソニック:「ワォ~~お前、いつの間に進化したんだ?オレそっくりだな~!ほら、カオスドライブ持って来てやったぞ!」
『ゴクゴクゴク……』「ぷは~~っ!」
美味しそうに飲み干すソニチャ君…さっきも飲んだのに……
「やっぱり育成はソニックにまかせるチャオね!僕はこうしてる方が幸せチャオ♪♪♪」
~~~おしまい~~~