加筆修正版 第3話「チームチャンス結成!!」
チャンス「破滅って・・・どういうことだ?」
光と闇の行方…第3話「チームチャンス結成!!」
あらすじ
~ズーカが王女シンクをさらおうとしたがニンチャンに邪魔された。
―7月23日 センターカントリー中学校 2/2教室―
今日はいよいよ終業式。
明日から夏休みです。
そして終業式の後のホームルームが行われています。
担任サラダ「はい、では明日から夏休みです。」
生徒一同「わーい!!」
サラダ「宿題30個も忘れずにー」
生徒一同(そんなにあるわけないだろ(でしょ)・・・)
サラダ「はい、ではさようなら!!」
生徒一同「さようなら!!」
チャンス「ふう」
シュンチャオ(以下シュン)「やっと終わりましたね。」
チャンス「ああ・・・」
シュン「ところで体は大丈夫ですか?」
チャンス「ああ!!やっと治ったよ。」
シュン「よかったですね!!」
心なしかシュンチャオもうれしそうだった。
しかしこの直後声を低くこう言った。
シュン「ところで、ソニハル君とあの人もいれて今日はあの話をするんですよね・・・」
チャンス「もち!!じゃあ、今日12時村長の家へ!!」
シュン「分かりました。ところで村長の家って呼んでますけど・・・・」
チャンス「それがどうしたんだ?」
シュン「君も住んでいるんですからウチって呼んでもいいと思いますけど・・・」
チャンス「・・・まあ、いいじゃねえか。」
シュン「まあ、いいや。じゃあね!!」
チャンス「12時に村長の家!!忘れんなよ!!」
この時あるクラスメートが少し盗み聞きしていた。
???(12時にチャンス君の家?怪しい。まさかっ!!・・・よし!!ついてってみよう!!)
―12:03 村長の家(チャンスの家)―
というわけでチャンスの家である。部屋中央のテーブルに5体のチャオが座っている。
チャンス「よし、全員そろったな」
シュン「はい」
シンク「は、はい」
彼女がシンク。現在記憶を失っている。
マグナム「ああ」
彼はマグナム。2/1組の生徒で冷静だが、猪突猛進なところも少しある。
ソニハル「おお」
彼はソニハルチャオ。チャンス達と同じく2/2組。チャンスたちとは良く遊んでいる。
チャンス「さて、今回の話だが・・・」
そのとき、大きな声が響いた。
???「ちょっと待ちなさ―い!!」
みんな「えっ!?」
???「ちょっと待ちなさ―い!!」
みんな「えっ!?」
1人の女の子チャオが突然入ってきたのである。
チャンス「チャ、チャラピカ!!何でお前が…。」
チャラピカとは、2年2組のクラスメートである。
ダークチャオなのが特徴だ。
チャラピカ「よくもまあ、私を差し置いてこそこそと・・・一学期終業記念パーティーだなんて!!」
みんな「はい!?」
皆はあ然とした。
ムリも無い。こんなときにのんきにパーティなぞ開くわけが無いからだ。
シュン「あの・・・違うんですけど・・・・」
チャラピカ「え?そうなの?私はてっきり・・・」
チャラピカは勘違いに気付き少し赤面した。
チャンス「おいおい・・・」
チャンスはあきれていた。
チャラピカ「それで結局何してるの?」
チャンス「ハイハイ・・・説明するよ。」
チャンスは前に起こったこと・・・、ズーカの最後のセリフをいった。
ズーカ『破滅への時の余裕もまだある・・・』
チャンス「破滅への時ってのがどうも気になってな・・・」
チャラピカ「なるほどね!!」
チャンス「それでこの夏休み使って旅に出ようっと思っているんだ」
みんな「えっ!!!!」
みんなはすごくびびった。
ソニハル「ってことはヒーロー国やダーク国にも潜入するつもりか?」
チャンス「ああ。」
マグナム「っと言う事はおれ達を誘うために呼んだって訳か・・・・」
チャンス「そういうこと。」
シンク「そんな・・・・私のことなんて気にしないでください・・・」
チャンス「いや、オレはただ真実を知りたいだけだ。それでみんなはどうする?」
みんなはしばらく考えていた・・・
シュン「じゃあ、シュンヤも行きます!!!いままでずっとチャンス君と親友だったんだ。ほっとけないよ!!」
マグナム「んじゃ、おれも付き合う。」
ソニハル「お前らだけじゃ心配だ。ソニハルも行く。」
チャオピカ「私も行く!!楽しそうだし!!」
チャンス「サンキュー!!じゃあシンクも行こう!!」
シンク「そんな・・・別に・・・」
シンクはまだおどおどしている。
チャンス「気にすんなって!!いこうぜ!!」
シンクはしばらく迷ったが、決心し、
シンク「じゃあ、いきます!!」
チャンス「よしじゃあさってに出発だ!!」
みんな「おお!!!」
続く