第一話「ライト」
とあるチャオガーデン。その中にこの物語の主人公がいる。
その名まえはライト。
しかしライトはいつもいじめられている・・・今日も・・
「お前、まだココにいたのか。はやくダークガーデンに行けよ。」
力の強いニュートラルチカラタイプのチャオ・ライがそういった。
「でも・・僕ニュートラルタイプだから・・」
ライトが小さい声で言う。その言葉をきいて
「ニュートラル!?その羽で!?ウソつくなよ!」
と、ライトの羽を指差して言う。その羽はニュートラルの羽ではなかった。ダークの羽だったのだ!
「でも、でも、僕頭のポヨ(?)は・・」
ライトがまた小さい声で言う。それをきいてライは「うるさい!」とライトに殴りかかろうとした。その時―
「コラー!!ライー!!」
というこえがきこえてきた。
その声をきいてライがにげていく。
「あ・・・メアン。ありがとう。」
メアンと呼ばれたナイツチャオは
「どういたしまして。もうすぐ幼稚園はじまっちゃうよ。早く行こう」
と、ライトの腕を引っ張った。
メアンはダークの羽が生えているライトの親友だった。
「え!?もう始まっちゃうの!?急がなきゃ!」
二人が幼稚園に向かって走っていった。
~チャオ幼稚園~
「今日は何お勉強するの?」
ライトがメアンにきく。
「お絵かきィ・・・」
メアンが元気なく答える
「どしたの?元気ないね?お絵かき嫌い?楽しいよ。」
ライトがメアンにマタ聞く
「うん・・嫌い。ボク、絵へたなんだよぉ・・・」
「ふーん。へたなんてかんけいないよ。たのしくやればいいんだよ♪」
と、二人が喋りながらお絵かきをしていると
「ボクもいっしょにやらせてェ♪」
と、ニュートラル泳ぎタイプのチャオ・ピョンがいった。
「あ、いいよ。ねェ、ピョンはお絵かき好き?」
ライトが言った。ピョンも、ライトの親友だった。
「え?お絵かき?好きだよ。楽しいもん。なんでそんなこときくの?」
「メアンがね、お絵かき嫌いだって・・」
「そうなんだ。まぁ、誰にでもきらいなものはあるからいいんじゃない?」
そんな話をしてる間にも時間がたち・・・
「はい!今日はもううおわりですよ♪またあした~」
チャオ幼稚園ニュートラル組の先生がさようならをして、幼稚園が終わった。
~幼稚園の帰り~
「ねェ。二人ともハッピーフラワーってしってる?」
「んーん。知らない。なあに?それ。」
「僕も知らない。教えて♪」
ピョンが説明を始めた。
「なんかね。「らくえん」っていうところに、ひとつのお花があって、それがハッピーフラワーっていうんだけど、それをとってある場所でお願いするとそのお願いがかなうんだって。だから・・・」
「それで、ダークもヒーローもニュートラルも・みんな仲良くするようにおねがいするんだね・」
「そっか。それで僕もいじめられなくなるんだ!」
三人は「らくえん」へいこうときめた。
「でも・・・幼稚園お休みしなきゃね。」
「「らくえん」ってドコだろうね。ある場所ていうところもどこなんだろう・・」
二人の質問にピョンは
「わからないよ。でも、幼稚園はもともといかなくてもいいんだし、「らくえん」は探せばきっとみつかるよ。」
と答えた。
全員(といってもピョンとメアンとライトしかいないが)「らくえん」をさがすことをきめた。
ライトのために・・・・・・