前編

「ふぁ~眠っ・・・。」
俺はそんなことを言いながらベットから降りた。
只今夕方の5時。
なぜこんなに遅いのかと言うと、それは俺の職業に関係がある。

俺はゴーストバスターだ。

最近オバケが出るとか言うダークガーデンの墓地など
何かが後ろにいるような気がするなど
保健室へ行くと怖い人がいるなど(おい
いろいろ噂になっている。
そこで儲かると思って始めたのが
”ゴーストバスター”
と言う仕事だ。

だが

ほとんどは思い込みで本物などいやしねえ。

しかも思い込みだとわかるとほとんどの客は
金も払わずに帰ってしまう。
これじゃ商売上がったりだ。



自己紹介忘れてたな。

ここはチャオオバケ専門探偵事務所。

俺の名前は・・・。

え~と・・・。

最近俺の名前を呼ぶ奴も少なくなったからなあ。

確か・・・。

う~む・・・。

コタロウ・・・違うな・・・。

ボブ・・・誰だよ・・・。

ツタンカーメン・・・ミイラの呪い受けそうだな・・・。
ていうかそんな名前の奴いねーよ・・・。

あああ!もういい!
名前なんか後回しだ!(逆ギレ

コンコン

お?

依頼か?

「あの~・・・。
ここで良いんでしょうか、
チャオオバケ専門探偵事務所は・・・。」

わからないのも無理はない。

ここはトタン造りで看板見なけりゃゴミ捨て場にさえ見える。

「いいけど・・・用件は?」

依頼を頼みに来たチャオは怯えきっている。

「実は私呪われているんです!」

へ?

「あの~ここは呪いは受け持ってませんのですが・・・。」

「それだけじゃないんです!この写真見てください!」

どれどれ。

その写真は友達と撮ったものらしい。

だが一見普通の写真だ。

「ここ、ここ見てください。」

「?」

そのチャオの指差す所を見てみた・・・すると。

これは・・・幽霊?

だけどあまりにはっきり写ってないか?

他のチャオと変わらない色だが・・・。

「ほらよく見てください。足が無いでしょう。」

本当だ。

「・・・これを撮った場所はどこです?」

「確かパンプキンヒルっていったような・・・。」

「よし、行ってみましょう!」

そして俺達はパンプキンヒルへと向かった・・・。



うわっ長っ!
後編で収まるかなぁ・・・。
ツタンカーメンなのになんで
ミイラに呪われるとか言うツッコミは却下(笑

このページについて
掲載号
週刊チャオ第39号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
ご~すとばすた~
作者
ドロッパ(丸銀)
初回掲載
週刊チャオ第39号